

本学では、札幌学院大学との単位互換協定締結を皮切りに、国内(県外)において単位互換協定を結んでいる大学と1年間の交換留学ができる制度があります。それぞれの地域の文化や歴史に触れることにより、様々な視点で物事をとらえる視野を身につけることができるでしょう。その地域の人々との触れ合いからも、多くのものを学ぶことができます。国内留学を通して大学4年間がさらに実りあるものとなり、貴重な財産となるはずです。
本学と単位互換協定を締結した大学(協定校)で開講している科目を履修できる制度で、履修した科目は4年間で60単位(1年間では40単位まで)を限度に、本学の卒業単位として認定されます。県外の協定校へは、毎年20人程度の学生を半年または1年間交換派遣します。平成22年度は協定校に27人を派遣し、4人を受け入れています。本学では、札幌学院大学との単位互換協定締結を始め、名城大学、京都学園大学、桜美林大学、熊本学園大学、松山大学と単位互換協定を締結しています。
また、県内私立大学、放送大学(沖縄学習センター)とも単位互換を行っています。

札幌学院大学は、5学部9学科を有する文系総合大学です。「自律」「人権」「共生」「協働」の理念のもと、豊かな人間性と専門的な応用力を兼ね備えた人材を世に送り出しています。
学びたいという意欲を受け止め、それを支援する教育環境が整っています。

桜美林大学では、学群制のもと、より広く総合的に、より深く専門的に学びができる教育環境を整えています。4つの学群には一人ひとりにあった専門分野が用意されており、自分オリジナルの学びを創り、主体的に学ぶことができます。

名城大学は、8学部21学科を擁する文理融合型の総合大学です。多様な学びを通じて、興味のある分野を究めることも、さまざまな分野に精通した力を身につけることもでき、学生一人ひとりの自己実現を積極的に支援しています。

京都学園大学は、5学部10学科からなり、多彩な教育研究機関と施設を備えています。世界的視野で主体的に考え行動する人材の育成を建学の精神として掲げており、社会に必要とされる「人間力の育成」にも取り組んでいます。

松山大学は、「真実」「忠実」「実用」からなる「三実主義」を建学の精神に掲げ開校されました。5学部6学科からなり、「興味がある」「学びたい」「身につけたい」という学生の意欲に応え、一人ひとりの可能性を広げます。

熊本学園大学は、4学部13学科体制で、学生のニーズに応える優れた教育環境を用意しています。高水準の学習環境を創出する要素をベースに、未来を担う人材を育成する教育アクションを整備。九州でも有数の先進的な教育プログラムを実践しています。
総合文化学部 英米言語文化学科
学部特別聴講学生
畑中 達彦
桜美林大学健康福祉学群健康科学専修
私は東京出身で桜美林大学に在籍しています。国内留学で沖縄に来ましたが、東京とは全く違う環境で良い経験ができました。自分の環境を変えて生活するのにはとてもエネルギーが必要ですが、国内留学を通して新たな環境で学べたことはとても良い経験でした。このようなすばらしい環境で楽しく学べたのは、桜美林大学と沖国大それぞれのサポートがあったからだと実感しています。何か困ったことがあった時には、すぐに相談できる体制があったので、安心して沖国大での大学生活を送ることができました。
沖国大で感じたことは、教職員と学生との距離がとても近いことです。先生が一人一人の学生の顔と名前を一致させていることにはとても感動しました。また、所属していた英米言語文化学科学生のモチベーションの高さと英語力の高さに刺激を受けることもできました。国内留学制度を利用して、本当に良かったです。
法学部
地域行政学科
3年次
石川 愛乃
那覇西高校出身
地域行政学科に入学して1年間学ぶうちに、「県外から沖縄を見てみたい」と考えるようになりました。県外で生活する先輩や友達の話も聞き、県外に出ることは貴重な経験になると思っていた時に国内留学の制度を知り、私は留学を決意しました。
同じ学科から留学をする仲間もいるということで、愛知県の名城大学を選択しました。最初の頃は、初めての一人暮らしに慣れず、期待と不安でいっぱいでしたが、アルバイトをやったり、県人会に参加したり、友達と他の都道府県へ行ったりと、1年間で沖縄にいるだけでは経験できないことを多く体験しました。学習面でも履修科目の成績すべて「優」を目標にし、講義中やテスト前には留学をした仲間と必死に勉強しました。
留学中、沖縄の基地について発表する機会があり、基地問題について名城大生の意見を聞くことができましたが、やはり県内と県外の温度差を感じました。以前より基地問題に関して「深刻な問題」と認識することで、この問題をもっと学びたいとモチベーションが高くなりました。
また、留学中は学務課の職員のみなさんや先生方がしっかりサポートしてくださったお陰で安心して留学生活を過ごすことができました。
この一年間、名古屋での生活を通して、沖縄の人や気候のあたたかさ、自然や時間の流れなどたくさんの沖縄の魅力に気付かされ、将来沖縄に貢献したいと強く思うようになりました。このように実感できるのも一年間で多くの出会い、出来事があったからこそだと思います。
時間と経験は何にも変えることの出来ない貴重なものです。
あっという間に過ぎてしまう学生生活の中で、国内留学を通して有意義な時間を過ごしてほしいと思います。
すばらしい機会を与えてくれた沖縄国際大学に感謝します。
産業情報学部
企業システム学科 3年次
仲松 佑弥
普天間高校出身
私は、大学進学の選択肢の中に東京も入っていましたが沖縄国際大学に進学したきっかけがこの国内留学制度でした。給付型の奨学金なども利用でき、留学しやすい体制が整っていたのも非常に好印象でした。
桜美林大学では、沖国大で受講できないような専門的な講義を中心に受講しました。外部講師や専門家の講義を通して勉強面で成長できるのはもちろんのこと、実家暮らしだった私にとって“一人暮らし”というものが非常に精神的に成長できたと感じました。親の有難みが感じられました。
留学先では、アルバイトもして、沖縄県民との違いなども身をもって体感し、とても視野が広がったと感じたし、音楽活動をやっていたので東京でのライブはもちろんのこと桜美林大学の立地を活かし横浜などでも活動できたこともとても良かったと感じました。
留学生活中は様々な人や現地でできた友達に支えてもらいとても良い経験になりました。沖縄じゃ狭い!と思っている人は是非国内留学制度を活用してほしいです。
総合文化学部
人間福祉学科
社会福祉専攻 3年次
嘉味田 典子
泊高校(通信課程)出身
私は県外・海外で様々な文化に触れながら学びたいという希望と、保育を学びたい夢があり、熊本学園大学へ留学しました。
1年間、国内外で研究を重ねている先生方の下、保育ソーシャルワークと同時に精神科領域の福祉等も学び、寮で九州全土から集まった学生らとの共同生活、アルバイトを通して地元の人たちと交流ができたことは、とても大きな経験になりました。(その他、水・御飯が美味しい、自然がいっぱいあったところも良かった点です)
ホームシックもありましたが、両大学の職員・先生方のサポート、家族・友達の支えがあって乗りこえることができ、このときに自らアクションを起こす力も身についたと思います。そして、これらの経験すべてが学業にも反映し、自分に自信がついたといっても過言ではありません。
国内留学は学ぶ意欲のある人なら誰にでもチャンスがある制度です。また、2つの大学で同時に学ぶことは今しか出来ないのでぜひ皆さんに活用してほしいです。