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「第1回 国語教育実践研究大会」に関する報告

「第1回 国語教育実践研究大会」の実施概要

国語教育実践研究大会は、次のように実施された。

(1)参加人数 学生128名 中・高等学校教員他(発表者を含む)51名

(2)日時2006年8月6日(日) 9時30分〜17時00分

(3)会場 沖縄国際大学 3−106教室

(4)日程

@受付 9時00分〜9時30分
A研究発表 9時35分〜11時35分
      指導助言 11時35分〜12時00分
B校友会からの教育支部結成の呼びかけ 12時00分〜12時10分
C休憩(昼食) 12時10分〜13時30分
Dシンポジウム 13時30分〜15時10分
E休憩 15時10分〜15時30分
F講演 15時30分〜16時50分


(5)研究発表
@慣用句表現の学習指導の実践と考察
−マルチメディアを活用して−
新垣 真(平成13年度卒 渡嘉敷中学校)
A「伝え合う力」を高めるための授業の実践
−対話劇の創作と表現の学習を通して−
知花綾子(昭和60年度卒 佐敷中学校)
B読みを深める詩の学習指導
−読みの交流を中心に−
知念志穂(南風原高等学校・沖縄国際大学大学院)
C漢文教育の効果的な学習法
−視覚と聴覚に訴える教育を目ざして−
保久村和子(平成3年度卒 浦添高等学校)
D指導助言 世羅博昭先生(四国大学)


(6)指導助言 世羅博昭先生(四国大学)

(7)シンポジウム

テーマ 国語科教育の現状と課題
司  会  渡辺春美(沖縄国際大学)
提案者  山川のぞみ(平成14年度卒 大宮中学校)
              嶺井さくら(平成10年度卒 佐敷中学校)
              吉濱聡子(平成3年度 西原高等学校)

(8)講演

題 目 国語科授業改善の視点と方法     世羅博昭先生(四国大学)

参加者の反応

参加者の反応の把握のために、アンケートを実施した。結果は以下の通りである。結果について「教」は教員、「学」は学生を表すものとする。

(1)職業、年齢

 @職業 ア、教員(19) イ、学生(76) ウ、その他(4)

 @年齢 10代(5) 20代(71) 30代(8) 40代(1) 50代(1)

  無回答(14)

(2)第1回 国語教育実践研究大会開催の情報入手

 ア、大学からの案内状(教16 学29 計45 45.5%)

 イ、知人・友人(教3 学39 計42 42.4%)

 ウ、大学のホームページ(教0 学1 1.0%)

(3)第1回 国語教育実践研究大会の内容

 ア、大変よかった(教6 学54 計60 60.6%)

 イ、よかった(教11 学20 計31 31.3%)

 ウ、改善を要する(教0 学3 計3 3.0%)

(4)国語教育実践研究大会の今後

 ア、今後も継続してほしい(教15 学59 計74 74.7%)

 イ、内容を縮小して継続するとよい(教4 学20 計24 24.2%)

 ウ、継続を望まない(教0 学1 計1 1.0%)

(5)第1回 国語教育実践研究大会の感想

アンケートに記された感想のいくつかを、以下に紹介する。

@教員

○離島に勤務しているので、他校の実情や実践などが分かってたいへん    良かった。貴重な資料をたくさんいただいて実に有意義だった。

○自身の授業作りの参考になった。他の教員の活躍ぶりから、いい刺戟を受け、頑張ろうと思いました。

○具体的な実践事例発表を拝見して、大きな刺戟を受けました。「忙しい」といわれる教育現場において、このように研究なさっていることは先生方の熱意と質の高さを感じました。

○もう少し活発な議論が欲しかった。そのためにも研究発表も多岐にわたるものが欲しい。

○工夫した点や苦労した点等を共有することができるので、とても良かった。有意義な時間となった。ありがとうございました。

○実践報告が2学期以降の実践ですぐにやってみたいもので、参考になりました。シンポジウムはテーマが広すぎたため、どの切り口で議論に参加してよいか、わかりにくかったと思います。

○世羅先生の資料、大変ありがたいと思います。自分自身をふりかえると現場で目の前のことにおわれ研究、修養がおろそかになっているように思います。今日発表していただいた先生方、現場実践しながら研究をすすめていかれていることを考えると頭が下がります。刺戟になりました。ありがとうございました。

A学生

○実践研究、シンポジウム、世羅先生の講演と大変に内容の濃い充実したのであったと感じます。学ぶ事、考えさせられた事、多くありました。自らの課題を発見する事もできました。次回も参加させて頂きたく思います。

○実際の教育現場で行われている実践や、それに伴う問題、課題について知ることは、これから教職課程で学んでいく上で、重要なことだと感じました。

○研究発表を通して、どのような授業展開が可能か具体的に考えることができ、大変有意義だった。世羅先生のお話も実践に生かせる内容で良かった。

○現場における授業実践、現状や課題、授業改善の視点など、とても充実した研究大会であったと思います。まだ現場に立ったことのない私としては何もかも新鮮で、勉強になりました。ありがとうございました。

(6)国語教育実践研究大会への意見、要望

アンケートに記された大会への意見、要望のいくつかを、以下に紹介する。

@教員

○夏休みなので、日曜ではなく、平日に実施してほしい。平日だと職免で参加できる。土、日は部活等の大会が多い為。

○様々な生徒の実態、その実態に応じた指導方法をもっと多く聞きたい。教具なども参考にしたい。もっと情報交換できると学生のみなさんも参考になるのでは・・・。

○教育困難校における実践研究についても拝聴したい。分科会などを設けて学生の皆さんとの情報交換も含めて互いが話し合う機会が欲しい。

○現役教員による授業をしてみたらどうか。研究発表でわかることには限界がある。実践・体験がいちばん理解しやすい。その逆もあり(学生による授業)。教員には刺戟になるはず。

A学生

○研究発表を減らすか、もしくはまるまる1日つかってもっと研究発表内容に関する質疑応答の時間を増やして、一つの研究発表の質を濃いものにした方が良い。

○郷土文化、伝統を教えることについて、また、その中の国語科的アプローチのあり方はどうあるべきか、という点の意見発表を聞きたい。

○研究発表では、中学校の書く領域で工夫をしている授業が見られたらと思いました。また、高校では現代文・古典・文法の授業が見たいと思いました。(以下略)

成果と課題

(1)成果

 第1回 国語教育実践研究大会は、上記のアンケート結果によれば、おおむね成功であったといえる。研究発表に関しては、実践事例に基づく発表であり、今後の授業の参考になるとするものが多く、また、発表者の研究の姿勢にも学ぶところがあり、励みとなったとする声が聞けた。シンポジウムに関しては、テーマが広くもっと焦点化するべきであるとの声も聞かれたが、国語科教育の面している課題とそれに対する取り組みについて共通認識がある程度もてたものと考える。講演も授業実践に基づいて築かれた実践理論とその応用に関するもので、有意義であった。今後、継続を望む声も高く、さらに継続していきたいと考える。

(2)課題

 開始日程については、沖縄では大切な行事である旧盆と重なったこともあり、参加に支障があったものと思われる。休日の開催ではなく、平日実施を望む声もあり、今後検討して設定したい。                                   

 研究発表については、もっと発表内容に関して時間をかけて研究協議する時間を望む声もあり、今後検討する必要がある。

 もっとも大きな課題は、研究発表者の選出、依頼の難しさであった。今後、時間をかけ、前もって働きかけるなど、発表者の選出方法について考える必要がある。

 さらに、準備、運営、内容の点から反省し、次年度第2回では、よりよい研究大会を目ざしたい。 

進行 発表
シンポジウム 講演

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