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法学部 | 地域行政学科

地域の問題解明に全力を注ぐ人材へ!

 政治・行政や総合政策が重視される時代にあって、個別問題に対応できる人材を育てるために、政治・行政の問題から環境政策まで、幅広い問題提起と確かなプランニングを行えるリーダーシップの養成に重点を置いています。

沖縄が好きだから、関心があるから、学びたい。

誰だって思い入れがある地域や人に貢献したい想いがあるはずー。
学ぶことで、自分の中の眠れるパワーに気付く。
ここから私の無限なるフィールドが広がります。

沖縄の抱える社会的課題に市民と行政はどのように取り組むべきか

  • 沖縄県で唯一の法学部として、地域社会に貢献できる公務員・企業人・市民の養成を目指す
  • 実践・体験を通して、法律・行政・沖縄について生きた知識の修得を目指す
  • 日本と沖縄が直面する社会的課題に対応できる人材の養成を目指す
島袋 萌七 地域行政学科 4年次 (普天間高校出身)
島袋 萌七 地域行政学科 4年次 (普天間高校出身)

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将来の道標

学科の魅力と個性は?
平 剛 准教授

地域行政学科
平 剛 准教授

 「三権分立」について、皆さんは中学校または高等学校で勉強したことと思います。教科書には、「立法権」とは法律を作る権限、「行政権」とは法律に基づいて政治を行う権限、また「司法権」とは法律に基づいて裁判を行う権限と記述されていました。それぞれ3つの権限がトライアングルの頂点で、その真ん中に「国民」が置かれている図を覚えている方も多いでしょう。
 日頃なかなか意識しづらいのですが、国民の生活もその3つの権限に寄り添って成り立っています。そしてそこで重要な役割を果たしているのが種々の「法律」です。
 法学部の中にある地域行政学科の持つ優位性はこの点にあります。本学科のカリキュラムでは一連の法律関係の科目をベースに、行政学や政治学など魅力ある科目群が配置されています。
 ここで勉強したことはきっと皆さんの血となり肉となり、大学卒業後社会生活を営んでいく上で頼もしい道標となることでしょう。

学生から見たOKIU

人との出会いは、新たな世界との出会い。たくさん吸収して、地元に貢献します!

道 京香 地域行政学科 4年次 (八重山高校出身)

道 京香

 島で生まれて、島で育ったから、人と人の絆の大切さをとても感じます。沖国大の先生は、同じ石垣島出身の方をはじめ、とっても世話好き! でももちろん厳しいときもありますよ。3年次では国内留学で京都学園大学へ。またそこでも新たな絆が生まれ、自分の世界が広がりました。大学生になって、人に頼っていいことと、自分ですべきことがわかってきたのは私にとって大きな進歩です! ここで得た充実感は、何ものにも代えられません。

将来の選択にこだわらず、いろんな経験をしてほしい。

仲村 隆寛 地域行政学科 4年次 (沖縄尚学高校出身)

仲村 隆寛

 3年次での専門ゼミが始まってから活発になったと実感。さまざまな学外活動に関わったけど、きっかけは2年次の春休みに参加した県主催の海外短期インターンシッププログラム。公務員1本だった僕に、主催者の方の「将来に限らず、何事も限定をしないほうがいい」という言葉がとても響きました。百聞は一見にしかず、何事も実際に見てみないと理解できない。僕自身、沖国大で学ぶまで基地問題について知らなかったので興味がなかったけど、実際に学ぶとニュースに敏感になる。行政の仕組みも生活に役立つ知識。ここで得た経験を生かして、沖縄に貢献する仕事がしたいですね。

4年間で学ぶ教育内容のカリキュラム

 1年次の「基礎演習T」は、大学での勉強の方法を身につけさせるための入門授業を演習形式で行います。「行政実務論T・U」では、机上の学問的知識ばかりでなく、前職・現職の公務員など、政治・行政実務に従事するその分野のエキスパートを講師として招いた講義を展開しています。2年次以降は年次が進むにつれて、地方自治論、行政学、政策過程論、公共事業論など、問題を提起し、分析し、解明する能力に加え、最終的にはプラニング能力を養うために、あらゆる角度から学ぶことのできるカリキュラムが展開されます。

地域行政学科 (専門科目一覧)

1年次 2年次 3年次 4年次
専門必修科目 基礎演習I
憲法I
民法総則
基礎演習II
行政学
行政法I
刑法総論
基礎経済学I・II
専門演習I 専門演習II
専門選択科目 行政実務論I
法学概論
法思想史
(教職課程)哲学概論
(教職課程)倫理学概論
地方自治論
日本外交史
政治学原論
比較政治論
刑事政策I・II
物権法
担保物権法
商法総則・商行為法
外書講読研究I
行政実務論II
国際政治学
西洋政治史
比較行政論
地域行政論
政策過程論
法史学
債権総論
会社法
法政特論I〜III
地方財政論
日本政治史
憲法II
政治・行政と報道
家族法
債権各論
公務研究I
インターンシップI〜IV
(教職課程)社会科・公民科教育法
(教職課程)社会科・地理歴史科教育法
行政法II・III
情報公開法
環境法
都市政策論
公共事業論
政治思想史
沖縄政治論
刑法各論
民事訴訟法
労働法I・II
国際法I〜IV
公務研究II
法政特論IV〜VI
地方自治法
個人情報保護法
日本政治論
NPO論
刑事訴訟法
民事執行法
手形・小切手法
社会保障法
国際私法
外書講読研究II
公務員法
租税法
地域環境保全論
自治体経営論
政策評価論
アジアと日本
法哲学
現代社会と犯罪I・II
倒産法I・II
保険・海商法
消費者保護法
国際民事訴訟法
(教職課程)社会科・公民科教育法演習 
(教職課程)社会科・地理歴史科教育法演習
 

卒業必要単位数

共通科目 24単位以上 ※英語8単位および、その他の外国語4単位 (英語でも可)を含む
専門科目 80単位以上 ※必修科目40単位を含む

合計 124単位以上 ※計104単位を含む

カリキュラム紹介

行政学

私たちの生活に非常に関係がある教科です。国と自治体の関係、地方自治や市民参加、官僚制組織のあり方や運営、公務員制度や人事政策、行政組織と行政改革、地方分権などについて理論的に明らかにしようとする学問です。

行政法

行政法には、民法や刑法と違い基本となる法典が存在しません。しかし、行政関係の法規は無数に存在し、私たちの日常生活と密接に関わっています。講義では、法治行政の原則、行政組織法、行政作用法、行政救済法を学説や判例を通して体系的に学んでいきます。

地方財政論

主に地方自治体が行う経済活動等について学びます。現在、地方自治体は、国からの補助金削減、高齢化に伴う支出の増加など、様々な問題に直面。講義ではこのような政策課題を取り上げ、解決へ向けた取り組みやその有効性を検討していきます。

地域行政論

沖縄の地方自治の現状と課題を、その時々の新しい情報を用いて考える講義です。三位一体改革や道州制といった、全国の自治体に関わる問題から、米軍基地問題、ゴミ問題といった、身近な沖縄の問題までを扱い、地域の行政について論じます。

行政実務論I・II

県・市町村・NPOなどまちづくりの現場から、行政実務論I は首長さんを中心に、行政実務論I I は講義テーマの実際の担当者の方をそれぞれ講師に招いて、最新の行政の取り組みを紹介してもらう講義です。

稲嶺前沖縄県知事、古謝南城市長、宜保豊見城市長、山内前消防学校長、宜野湾市によるフィールドワーク

私の時間割

我那覇 百合香 地域行政学科 2年次 (那覇高校出身)

我那覇 百合香 地域行政学科 2年次 (那覇高校出身)

 行政職希望の私にとって「ここでは法の下で行動する大切さを学べる」という先輩の言葉は印象深く、何事にも挑戦する意識が備わりました。今までで一番印象深かった講義は国際平和学。内乱紛争や難民問題から環境破壊まで、世界を取り巻く現状について考えさせられました。

地域行政学科ゼミナールの研究テーマ

ゼミナールとは、担当教員と10人から20人前後の学生で構成される、少人数の授業形態のことをいいます。

基礎演習I (1年次対象)

社会を見つめる“目”を養い同時に「読む」・「書く」・「話す」などの基礎的素養を習得する。

●佐藤ゼミ ●上江洲ゼミ ●平ゼミ ●西山ゼミ ●野添ゼミ ●黒柳ゼミ ●大城ゼミ ●武田ゼミ ●熊谷ゼミ

基礎演習II (2年次対象)

基礎演習Tでの学習を踏まえて、より専門的な学習をする上で要求される基本的な知識を身につけ、自分で調べ、報告する能力を磨く。

●徳永ゼミ ●小西ゼミ ●熊谷ゼミ ●照屋ゼミ ●平ゼミ ●黒柳ゼミ ●芝田ゼミ ●野添ゼミ

専門ゼミ 各ゼミのテーマ (3・4年次対象)

  • ■井村ゼミ 「社会保障政策の諸問題について考える」
  • ■上江洲ゼミ 「民事裁判から沖縄の諸問題を考える」
  • ■熊谷ゼミ 「家族法制における現代的課題について考える」
  • ■黒柳ゼミ 「沖縄の地方自治についての諸問題を考える」
  • ■小西ゼミ 「現代社会と刑事法制について考える」
  • ■佐藤ゼミ 「基地問題ゼミ:様々な観点から基地問題を考える」「地方自治ゼミ:沖縄の自治を考える」
  • ■芝田ゼミ 「現代政治の諸問題について考える」
  • ■平ゼミ 「地方財政をめぐる諸問題について考える」
  • ■照屋ゼミ 「現在の行政の諸問題について考える」
  • ■中野ゼミ 「現代刑事法上の諸問題について考える」
  • ■西山ゼミ「日本国憲法下における憲法訴訟について考える」
  • ■野添ゼミ「日米安保と沖縄の基地問題について考える」
  • ■比屋定ゼミ 「国際法上の諸問題を考える」
  • ■前津ゼミ 「行政をめぐる諸問題について考える」

平ゼミ

ゼミナール紹介(ゼミ生に聞きました!!)

佐藤ゼミ (ゼミ員構成:男性14名 女性11名)

佐藤 学 教授 専門分野:地方自治、アメリカ政治 担当科目:地域行政論、政策過程論、政策評価論、アメリカ研究

 佐藤ゼミは沖縄県の自治をテーマに調べ学習を行い、質問や意見などを交えながら発表するという方法で情報を共有しながら学んでいます。自ら興味のある分野を選択し追究しながら学べる一方で、他のゼミ生の発表を通して充実した情報を得ることができるので、とても有意義に過ごすことのできるゼミだと思います。また、佐藤ゼミの大きな魅力の一つとして県外の他大学とのゼミ交流会があります。違う環境で過ごす大学生の考えを直接聞く機会はなかなか無いので、とても良い刺激になりますよ。さらにゼミは、3年生と4年生の合同ゼミで、皆とても仲が良く、明るくて活発なゼミです。是非皆さんも佐藤ゼミで楽しみながら学んでみませんか。
(ゼミ生:松川 玲未 名護高校出身)

卒業生から見たOKIU

“住民目線”で物事を見つめ、考え、サービスの向上と、地域の発展に貢献します!

金城 裕弥

南風原町役場
総務部 住民環境課 戸籍班
金城 裕弥
地域行政学科
2011年度卒業(知念高校出身)

現在のお仕事について

 日本国民の身分事項が記載されている戸籍の届出をお手伝いする窓口業務を担当しています。人と接しながら、より多くの人のためになる仕事がしたいと考えていたことと、役場で働いていた父が住民の方々のために仕事をしている姿が格好よかったのが、この仕事を選んだ理由です。現在の業務自体が住民の方々とコミュニケーションをとる部署で、「丁寧に対応してくれてありがとう」と言われたときに、この仕事を選んでよかったと思えます。

大学時代について

 本学科では地方自治を専攻。各自治体の政策や住民サービスを様々な角度・視点から見つめ、どのような理由や要望の結果からの政策立案なのか皆と議論していました。本学科の特徴である自治体の首長や公務員の話を聞ける講義では将来を具体的に描くことができ、過去の日本や海外の政治の仕組みを学ぶ講義では多面的・多角的に物事を見る力や相手の立場での配慮が身につきました。多様な考えを持つ友達との出会いも成長の糧になりました。

今後について

 幼い頃は勉強が嫌いで成績も悪かったけど、いつからか目標が見つかり、高校・大学と様々な分野に挑戦できるようになりました。興味あることを追究・探求することは大切です。そこから自分の夢や進むべき方向が定まると思うから。「他人と過去は変えられないが、自分と未来は変えられる。」という言葉のように、町民の皆様に“南風原町に住んでいて良かった”と言われる役場づくりを、そして南風原町の発展のために頑張っていきます!

ニュース

号外!司法試験合格の快挙!!

 本学科卒業生の運天寛樹さんが平成25年度司法試験に合格!学科開設以来の快挙を成し遂げました。

  運天さんは平成20年3月に本学科を卒業。在学3年次には宅地建物取引主任者、4年次には行政書士の資格を取得し、資格を活かして卒業後2年間は専門学校の講師に。その後愛知学院大学法科大学院に進学。昨年3月に大学院を修了後、5月に初受験した司法試験で見事合格を果たしました。法科大学院3年コース修了者の合格率がわずか16.6%の中、超難関試験への一発合格は、特大ホームラン級の号外ニュースです。

運天さんから後輩達への熱いメッセージ

 「やり方さえ間違えなければ司法試験は合格できる試験。興味があれば挑戦する価値ありです。ただ大学生活はあっという間。4年間どう過ごすかは自分次第。悔いのないように!」

先輩の後に続くのは自分だと思った君!
地域行政学科はそんな君を待っていますよ。

百聞は一「動」に如かず!?

 地域行政学科の学生達はとにかく行動派。
 国内留学者数は毎年10人以上。全学科の中でも派遣者数は多く、全国各地で県外の学生達と日々切磋琢磨しています。
 ゼミ活動も「実際」を重視。机上だけでは測ることができない経験を重ねます。
 前津ゼミは毎年離島行政を肌で感じようと、離島市町村を訪ねて首長や職員とともに行政課題の解決策について検討しています。昨年は竹富町長と議論を交わしました。
 佐藤ゼミは例年県外の複数のゼミと交流を持ち、基地問題について県外との温度差を実感しています。昨年は東海大学や東洋英和女学院大学の学生達と交流会を持ちました。
 照屋ゼミと西山ゼミは昨年福島大学と交流。東日本大震災による原発事故のその後と被災地外との温度差を知り、基地問題との類似性を改めて認識しました。
 地域行政学科はまさに「机上を実践する」学科なのです!

卒業後の進路

取得可能な免許・資格

所定の科目を履修することによって、以下の免許や資格が取得できます。

  • 高等学校教諭一種免許(地理歴史)(公民)
  • 中学校教諭一種免許(社会)
  • 博物館学芸員資格
  • 図書館司書資格
  • 学校図書館司書教諭資格

目指すステージ

資格を取得することによって、専門職に就くことができます。

  • ■地方公務員
  • ■国家公務員
  • ■警察官
  • ■消防官
  • ■教員
  • ■報道機関
  • ■民間企業
  • ■NGO・NPO
  • ■行政書士

主な就職先

公務員関係

国税庁、防衛省、沖縄県庁、沖縄県警、警視庁、沖縄県教育委員会、沖縄市役所、石垣市役所、北谷町役場、宜野湾市役所、豊見城市役所、嘉手納町役場、与那原町役場、南城市役所、南風原町役場、宮古島市役所、豊見城市消防、金武町消防、ニライ消防署、宇宙航空研究開発機構

電力業界

沖縄電力

金融・保険業

郵便事業株式会社、かんぽ生命保険、農林中央金庫、沖縄県労働金庫、沖縄銀行、沖縄海邦銀行、琉球銀行、コザ信用金庫、日本生命保険相互会社、三井住友海上火災保険、アメリカンホーム保険、大同火災海上保険、JAおきなわ

メーカー・御売・小売業

沖縄トヨタ自動車、ダイコー沖縄、沖縄ホンダ、スズキ自販沖縄、琉球ダイハツ、リコー九州、ソフトバンク、沖縄セルラー電話、日本マクドナルド、サンエー、沖縄ファミリーマート、琉球セメント、ホクガン

サービス業

グランドシステム沖縄、りゅうせき商事、沖縄バス、エアー沖縄、ANAサービス沖縄、JALスカイ沖縄、ホテルJALシティ那覇、かりゆしホテルズ、沖縄ハーバービューホテル クラウンプラザ、琉球海運、金秀リゾート、おきぎん環境サービス、レキオス、ビジネスラリアート

その他

行政書士、地域科学研究所

コラム

学びと就職

上原 忠 地域行政学科2013年度卒業(株式会社りゅうせき)

地域行政学科にはその名の通り公務員(警察官・市町村職員)を目指す学生が多く、卒業生も公務員を数多く輩出していますが、実は意外と(?)民間企業就職の方が多いのです。ここでは民間企業の内定をいくつも勝ち取った先輩からのメッセージを紹介します。

―なぜ地域行政学科へ?
 公務員を目指していたので政治や行政について学びたい、公務員として働くために必要な知識を身につけいと思い進学しました。

―どのような学生生活を?
 学費を全て自分で賄っていたのでアルバイトを掛け持ち。かなり大変でしたが、ゼミでは4年間リーダーを務め、人間的に大きく成長できた中身の濃い大学生活でした。

―なぜ民間企業へ?どのような就職活動を?
 高校のときは沖縄に貢献できるのは公務員だけだと思っていましたが、学科での学びを通して少しずつ考え方が変化していきました。大学は今まで気づかなかったことに気づかせてくれ、一気に視野が広がったと感じています。民間企業も沖縄の発展に貢献できると知りましたし、自分自身もそういう人材になりたいと思っています。

―受験を控えている高校生のみなさんへ
 筆記試験も大切ですが面接も大事です。日頃から何を感じ、どういう事を考えているのか、自分の意志をしっかりと伝え、熱い気持ちを持って挑んで欲しいです。

講義風景

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