現在地: ホーム > 学部案内 > 法学部 > 地域行政学科

法学部 | 地域行政学科

地方が抱える問題の解明・解決に全力を注ぐ人材へ

 法律とともに政治や経済、地方自治のあり方にも関心を広げ、社会公共のために多方面で活躍する人材を育てたい。それが、地域行政学科の掲げる理想です。沖縄での実践的・体験的な学びを大切にすること、豊かな人間性に基づくリーダーシップを養成することに、重きをおいています。

学科の特色

沖縄の公共的課題に密着しながら市民のニーズを深く理解し、これからの「地域」観と「行政」観とを明確化する

  • 法学部生としての法的思考力・判断力を自らのものとし、公正な地域社会の実現を担う
  • 米軍基地、地域経済、雇用、福祉、国際結婚・離婚など沖縄の自治体が直面する様々な課題と向き合い、そこから現在の地方・日本・世界をより深く理解する
  • 体験・実践を通じて、人と人とのコミュニケーションや地域とのかかわり合いを再発見し、政策のアイディアにつなげる

学びのポイント

アカデミック・アドバイザーと相談しながら、それぞれの将来の目標を実現するための履修計画を自分で組み立てる方針をとっています。

  • 公務員として地域に貢献したい!
  • 企業やNPOといった民間の力で地域に貢献したい!
  • 政治にかかわる仕事(ジャーナリズムや議員活動など)で地域に貢献したい!

地域行政学科では、行政の法制度や自治体の行政運営を中心に、法律、政治、外交、経済にかかわる講義科目、地元沖縄に根ざした体験科目を多彩に開講しており、理論と政策とのバランスを意識したカリキュラムを志向しています。学生は、専門的な知識を広げるとともに、言語、思想・哲学、歴史、文化、環境、地域の多様性に対して尊重の念をもち、教養と人間性とを高めていくことが期待されます。

先生から見るOKIU

地域社会のリーダーをめざそう!

前津 榮健 教授

前津 榮健 教授

 地域行政学科では、今年3月10期生が卒業致しました。これまでに、弁護士、地方議員、国家公務員、県庁職員、市町村職員、警察官、消防官、民間企業等に数多くの先輩方が就職し、地域社会で活躍しています。地域行政学科は、沖縄の地域社会が抱える基地問題、雇用、環境、財政問題等を的確に理解し、その解決策を自ら考え構想する力を身につけ、将来的には、まちづくりに積極的に参画し、地域社会のリーダーとして活躍・貢献できる人材の育成を目的としています。学科のカリキュラムの特徴は、基本となる法律科目をはじめ政治、行政、地域社会について幅広く学ぶことができるよう魅力ある科目が配置されていることにあります。そしてこれを支える多彩な教員が揃っています。また、理論ばかりでなく、実務の現状や課題を理解できるよう自治体の首長や現役の公務員の方をお招きし現場の声を直接聴くことのできる講義も開設しています。将来、地域社会でリーダーシップを発揮し、自らの夢の実現と地域社会に貢献したいという高い志を持った学生が志望してくれることを期待しています。

学生から見たOKIU

大学での学びは自由に満ちている

野原 康潔  地域行政学科 4年次 嘉手納高校出身

野原 康潔

 「やる」と「やろうと思った」の間には深い川が流れている――私が読んだ本の中で印象に残った言葉です。幅広く学び、自分を磨く経験を求めて沖国大に進学した私にとって、法学部での学びは刺激と自由があって、決断は間違っていませんでした。私は福島大学との合同ゼミに参加しましたが、嘉手納町の町民として、基地のある自治体の問題を見つめ直す為には、もっと法律や地方行政の勉強をし、理解しておかないと実際的ではないし、他県の人にも伝わらないと実感しています。この地域行政学科は「やろうと思った」ことを真剣に「やる」ことで、本当の良さがわかります。県内の米軍基地や福島の浜通りを中心とした津波・原発地域をめぐり、簡単には答えの出ない課題を知ることで物の見方は変わりました。また、切磋琢磨しあえるゼミの仲間に励まされるので、いい影響をもらって成長できるはずです。時には自分の無知さを痛感します。それも含めて、自分のために時間を使える大学は素晴らしい場だと思うのです。沖縄の未来について意見をもち、初心を忘れず私も頑張ります。

4年間で学ぶカリキュラム

 1年次の「基礎演習T」は、文献を探し、読み、理解して人に伝える、表現を磨くなど、学習スタイルの確立を少人数クラスで行うもので、4年間ともに学ぶ学生同士のコミュニケーションを深めることもねらいとしています。また、「行政実務論T・U」では、机上の学問的知識ばかりでなく、前職・現職の公務員など、政治・行政実務に従事する経験豊かな行政のエキスパートを講師として招いた講義を展開しています。2年次以降から、地方自治論、行政学、政策過程論、公共事業論など本格的に地域行政学科ならではの学びを深めていきます。身近な社会に隠れている問題を発見し、分析し、地域をより良くするアイディアや政策につなげる能力を培うために、法・行政・政治・経済の内容をしっかりと組み込んだカリキュラムが展開されています。

地域行政学科 (専門科目一覧)

1年次 2年次 3年次 4年次
学びのステップ 「民法総則」「憲法T」をじっくりと学び、法の基礎的な内容を理解していくことから始めます。 必修科目では行政を学ぶ上での基礎を習得していきます。選択科目では、社会のさまざまな問題を発見して、必要な知識を習得していきます。 進路を思案する時期です。自分に合ったテーマを探求し、政治・行政の諸問題に対応できる知識と自分の見解をまとめる力を習得していきます。 「専門演習T・U」では少人数教育を通して、自分の関心のある問題をさらに掘り下げていきます。法学部を卒業するにあたって、学びの集大成となります。
専門必修科目 基礎演習I
憲法I
民法総則
基礎演習II
行政学
行政法I
刑法総論
基礎経済学I・II
専門演習I 専門演習II
専門選択科目 行政実務論I
法学概論
法思想史
(教職課程)哲学概論
(教職課程)倫理学概論
地方自治論
日本外交史
政治学原論
比較政治論
刑事政策I・II
物権法
担保物権法
商法総則・商行為法
外書講読研究I
行政実務論II
国際政治学
西洋政治史
比較行政論
地域行政論 ※1
政策過程論
法史学
債権総論
会社法
法政特論I〜III
地方財政論
日本政治史
憲法II
政治・行政と報道
家族法
債権各論
公務研究I ※2
インターンシップI〜IV
(教職課程)社会科・公民科教育法
(教職課程)社会科・地理歴史科教育法
行政法II・III
情報公開法
環境法
都市政策論
公共事業論
政治思想史
沖縄政治論 ※3
刑法各論
民事訴訟法
労働法I・II
国際法I〜IV
公務研究II
法政特論IV〜VI
地方自治法
個人情報保護法
日本政治論
NPO論
刑事訴訟法
民事執行法
手形・小切手法
社会保障法
国際私法 ※4
外書講読研究II
公務員法
租税法
地域環境保全論
自治体経営論
政策評価論
アジアと日本
法哲学
現代社会と犯罪I・II
倒産法I・II
保険・海商法
消費者保護法
国際民事訴訟法
(教職課程)社会科・公民科教育法演習 
(教職課程)社会科・地理歴史科教育法演習
 

※1.沖縄を知るにはまずこの科目から!
※2.公務員を目指すならば、公務研究などの科目と一緒に、キャリア支援課で開設している公務員試験対策講座も履修して、しっかりと早めの準備をおすすめします!
※3.政治の過去を学び、沖縄の未来を見通します。
※4.国境を越えたビジネスや国際的な離婚や子どもの親権といった、相手の国がかかわる法的問題について学びます。

卒業必要単位数

共通科目 24単位以上 ※英語8単位および、その他の外国語4単位を含む
専門科目 80単位以上 ※必修科目40単位を含む
自由選択科目 20単位以上

合計 124単位以上

カリキュラム紹介

憲法T

憲法の条文を一つひとつ学んでいくと、日本という国の基本的な姿が浮き彫りになってきます。法律はどこで決まるのか、地域で独自に法をつくってもよいのか、勝手に決められない内容とはどんなことか。私たちの日常生活と憲法とのつながりを意識しながら、この国の将来的な課題を見つけていきましょう。

国際政治学

この講義のテーマは「戦争と平和」です。なぜ戦争は起こるのか、いかに平和を実現するのか。人類の普遍的課題であるだけでなく、沖縄の現在と将来を考える上でも重要なこの問題を、国際政治の歴史と理論を通して考えていきます。

行政実務論T・U

県・市町村・NPOなどまちづくりの現場から、各自治体の首長や実務ご担当の方々を講師としてお招きし、最近の行政の抱える課題や、その解決へ向けた取り組み等を紹介します。ここでしか聞けない貴重なお話ばかりです。

地域や人のために自分ができることを、見つけたい。
沖縄が好きだから、関心があるから、学びたい。
学んで、悩んで、考えて。
あなたの知る世界は、もっともっと広がります。

TOPICS!

地域行政学科は、学生も先生も、行動派揃いです。国内留学やゼミ活動もさかんで、県内外に積極的に出かけています。
より良い社会へと向ける想いがあるから、現実に対していろんなアンテナを張ることが大事になってくる。
まさに、生きた教養を重視しているのです。

福島大学との合同ゼミに参加しました

西山・野添ゼミでは、2014年9月18日〜19日、福島大学行政政策学類黒崎輝ゼミとの合同ゼミ合宿を開催しました。各ゼミの発表を行った後、在沖の米軍基地、名護市辺野古沿岸部の埋め立て予定地を見学し、テント村を訪問しました。西山ゼミは、2014年12月18日〜21日、福島大学行政政策学類清水晶紀ゼミとの合同ゼミにも参加しています。両ゼミの交流は2年目を迎え、福島大学うつくしまふくしま未来支援センターや、富岡町の仮設廃棄物処理施設建設現場、いわき市小名浜地区復興公営住宅現場を訪問し、震災復興に携わる行政や企業などの取り組みを学びました。地域行政学科の学生の積極性や協調性を後押ししているのが、こうした県内外での活発なゼミ活動です。

早稲田大学アジア研究機構シンポジウムでの照屋教授の講演

地域行政学科・照屋寛之教授と佐藤学教授は、2014年7月18日に早稲田大学・小野記念講堂で開催された「沖縄国際大学米軍ヘリ墜落事件から10年 普天間基地は今」シンポジウムで講演しました。このシンポジウムは、本学沖縄法政研究所と早稲田大学アジア研究機構の共催で、照屋教授は「10年経っても変らぬ危険な基地の現状」を報告しました。

地域行政学科ゼミナールの研究テーマ

ゼミナールとは、担当教員と10人から20人前後の学生で構成される、少人数の授業形態のことをいいます。

基礎演習I (1年次対象)

社会を見つめる“目”を養い同時に「読む」・「書く」・「自分の考えを伝える、説明する」などの基礎的素養を習得します。

基礎演習II (2年次対象)

基礎演習Tでの学習を踏まえて、より専門的な学習をする上で要求される基本的な知識を身につけ、自分で調べ、報告する能力を磨きます。

専門演習T・U (3・4年次対象)

法・政治・行政・経済に関する諸問題について、ゼミ生同士で議論し、発見し、学びを深めていきます。

各専門ゼミの研究テーマ
  • ■井村ゼミ 「社会保障政策の諸問題について考える」
  • ■上江洲ゼミ 「民事裁判から沖縄の諸問題を考える」
  • ■熊谷ゼミ 「家族法制における現代的課題について考える」
  • ■黒柳ゼミ 「沖縄の地方自治についての諸問題を考える」
  • ■小西ゼミ 「現代社会と刑事法制について考える」
  • ■佐藤ゼミ 「基地問題ゼミ:様々な観点から基地問題を考える」「地方自治ゼミ:沖縄の自治を考える」
  • ■芝田ゼミ 「現代政治の諸問題について考える」
  • ■平ゼミ 「地方財政をめぐる諸問題について考える」
  • ■照屋ゼミ 「現在の行政の諸問題について考える」
  • ■中野ゼミ 「現代刑事法上の諸問題について考える」
  • ■西山ゼミ「日本国憲法下における憲法訴訟について考える」
  • ■野添ゼミ「日米安保と沖縄の基地問題について考える」
  • ■比屋定ゼミ 「国際法上の諸問題を考える」
  • ■前津ゼミ 「行政をめぐる諸問題について考える」

各ゼミの様子

ゼミナール紹介

照屋ゼミで行政のスペシャリストを目指そう!!

島袋 裕也 (首里高校出身)

照屋ゼミでは様々なテーマでプレゼンテーションを行うため、幅広い知識やコミュニケーション能力を身につけることが出来たと思います。ゼミでは「ふるさと納税」「一括交付金」「保育所の待機児童問題」「基地問題」などをテーマに議論を重ねてきました。また、照屋先生は、ゼミの中でも卒業後の就職について、厳しくアドバイスしてくれたので、就活も上手くいきました。

新垣 雄大 (首里東高校出身)

行政学を学ぶ照屋ゼミでは、グループごとに分かれ、行政に関わる様々な時事問題をテーマに調べ、発表します。質疑を重ね、問題意識を共有していくことで、行政に関わる知識や見識を深めていくことが出来るのが、このゼミの魅力です。また授業の初めに1分間スピーチを実施したり、その場でテーマを与え、集団討論を行うなど、就活に向けてコミュニケーション能力を高めることも意識したゼミを展開しています。

卒業生から見たOKIU

福祉サービスの向上に努めています

那覇市役所
福祉部ちゃーがんじゅう課
新里 愛美
地域行政学科 2008年度卒業生
西原高校出身

 那覇市役所福祉部で65歳以上の方を対象とする在宅福祉サービスの担当をしています。核家族化・高齢化に伴い、お年寄りに対する不安感の除去や安否確認は一層重要な課題であると考えます。また、窓口対応もあり市民の方と接する機会が多くあります。その際は「どのような目的で来たのか」「何を求めているのか」等を伺い、質問に沿った回答が出来るよう務めています。那覇市は県都であり、県内他市町村を牽引する存在です。その自覚を持ち、福祉サービスの向上に努めていきたいと思います。まずは担当の仕事をしっかりこなすことに専念したいです。

 大学時代は、講義、アルバイト、出身高校の部活動の指導や趣味など活発的に過ごしていました。2年間、黒柳先生のゼミを専攻し、主に地方自治やまちづくりについて学びました。意見発表や質疑応答など、毎週熱い討論を繰り広げていました。大学の4年間は自由に使える時間が多いので、いろんな事にチャレンジすることができます。大学生活を一言で表すと「自由と責任」だと思います。自分自身で情報収集しないといけないので人脈や広い視野が必要です。大学1年の時から就職を意識してみてください。企業や官公庁、どこの面接でも必ず聞かれることは「大学生活での取り組み」です。オリジナルの体験・経験は武器になります。私は結婚、出産を経て公務員試験に挑みました。家族の支えもあって合格することが出来ました。悔いのないよう勉学も遊びも全力で頑張ってください。

卒業後の進路

取得可能な免許・資格

所定の科目を履修することによって、以下の免許や資格が取得できます。

  • 高等学校教諭一種免許(地理歴史)(公民)
  • 中学校教諭一種免許(社会)
  • 博物館学芸員資格
  • 図書館司書資格
  • 学校図書館司書教諭資格

目指すステージ

資格を取得することによって、専門職に就くことができます。

  • ■地方公務員
  • ■国家公務員
  • ■警察官
  • ■消防官
  • ■教員
  • ■報道機関
  • ■民間企業
  • ■NGO・NPO
  • ■行政書士

主な就職先

サービス業

アルファスリー/EMウェルネスリゾート/エアー沖縄/エイチ・アイ・エス沖縄/エイティエス/沖縄ツーリスト/近畿日本ツーリスト沖縄/KPG HOTEL&RESORT/サンレー/JAおきなわ/スターツ・ナハ・オペレーションズ/東横イン/ネオキャリア/ホテルオリオンモトブリゾート&スパ/前田産業ホテルズ/ソラーレホテルズアンドリゾーツ/ワイエムエヌ

卸・小売

イオン琉球/エッカ石油/沖縄トヨタ自動車/沖縄ファミリーマート/沖縄ホンダ/佐久本工機/サンエー/車輌館/すこやか薬局グループ/スズキ自販沖縄/タイガー産業/ドラッグストアモリ/ネッツトヨタ沖縄/ノジマ/メイクマン/ヤンマー沖縄/リコージャパン/りゅうせき [金融・保険] 沖縄海邦銀行/沖縄銀行/かんぽ生命保険/コザ信用金庫/全保連/大同火災海上保険/富国生命保険/琉球銀行

公務員

沖縄県警察官/沖縄県庁/宜野湾市消防/自衛隊/豊見城市役所/那覇市役所/福岡県警察

建設・不動産

アイムホーム/エールクリエイト/エプコ/中央総業/照正興産/ニッシンあっとリフォーム/プロタイムズリビング沖縄/レオパレス21

運輸・郵便

日本郵政グループ/ブルーエースグランドサービス

製造

ぐしけん/パラダイスプラン/比嘉酒造/マチダテクノ/琉球飼料

通信・IT

クラウンジュエル/NOVITA/富士通システムズウェブテクノロジー

印刷・広告

ネットライフ/丸正印刷

電気・ガス・水道

沖縄協同ガス

医療・福祉

北部地区医師会病院

教育

教員

その他

宗像サニックスブルース(ラグビー)

関連ページへのリンク

ページの先頭へ戻る