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学部・大学院

人間福祉学科(社会福祉専攻)3つのポリシー

ディプロマ・ポリシー(学位授与方針)

社会福祉専攻では、高度化かつ多様化する国際社会において必要とされる基礎的技能を修得させ、社会福祉学の理論を基礎に、現場を重視した実践的教育を通して、福祉・医療・保健・教育の各分野で中核として活躍できる豊かな人間性と能力を兼ね備えた人材を養成し、その条件を満たした者に社会福祉学の学位を授与します。

カリキュラム・ポリシー(教育課程編成方針)

社会福祉専攻では、以下の三つの視点を重視して正課教育を編成するとともに、正課外教育を展開します。
  1. 社会福祉専門職を養成する教育
    現在、社会福祉の現場では、医療・保健・福祉の連携がいっそう求められるようになり、他の専門職と協働していく専門性が必要とされています。このような社会福祉従事者の専門職化に対応するためのカリキュラムを重視し、社会福祉に関する科目を開設して、福祉問題に効果的に対応できる能力を養います。
  2. 実践的活動を重視した教育
    理論的な学習はもとより、学生自身の実践的な活動を重視する意味から、ボランティア活動および実習体験に積極的に参加させます。学内の「学生支援室」等を通して学生の実践的活動を支援し、地域への貢献を奨励すると同時に奉仕の精神を育てます。
  3. 国際性を育てる教育
    国際化に対応する教育の一環として、ホームステイ、現地の施設やコミュニティ組織との交流やボランティア活動などを行い、他の国の社会福祉制度や生活にふれる学習を通して国際性を育てます。

アドミション・ポリシー(入学者受入方針)

社会福祉専攻では、以下のような志願者を求めています。
  1. 将来、社会の各分野で社会福祉の専門家として働くことを強く希望し、その素質が十分あると認められる人物。
  2. 社会福祉の分野に活かせる具体的な能力や技能を有し、大学での勉学や将来において活用が期待できる人物。
  3. 将来、アジアや太平洋地域をはじめとする国際的な場における支援活動に参加することを熱望する人物。
また、上記のいずれかに該当する学生を募集する上で、各種入学者選抜試験では次のような点を具体的な評価の指標とします。
  1. 社会福祉の専門的な役割等について、的確に説明することができる人物か
  2. 大学で学びたいことと自分自身の将来像とのつながりについて、的確に説明できる人物か
  3. 国内外の社会問題、生活問題等について強く関心をもつ人物か
  4. 社会参加および社会貢献に対して、意欲や積極的な姿勢をもつ人物か
  5. 社会福祉を科学的に学ぶ(他者の声を聞き取り、要点を整理し、記述する)ための基礎的学力を有する人物か