【シラバス基本情報】

科目名 企業者史
担当教員 岩橋 建治
対象学年 2年
単位区分 選択  
開講時期 後期
授業形態 一般講義
単位数 2
準備事項  
備考  

【授業のねらい】

企業者たちがいかにして技術と組織のイノベーションを生み出してきたかを、歴史から学ぶ。他人が思いもつか
ないような斬新なことをするのが企業者の特徴であるならば、その企業者を理解するためには、当時の技術的・
社会的環境をふまえたうえで、「もし自分なら、どのように判断し、行動しただろうか」と思考のシミュレーシ
ョンをしてみることが有効である。この授業は、そのための枠組と題材を提供する。

【授業の展開計画】

1.イギリス産業革命の技術と企業家
    (1) 産業革命前後における機械の発達
    (2) 蒸気機関の完成
    (3) 産業革命期の企業家像
2.アメリカにおける経営革命
    (1) アメリカにおける鉄道の影響
    (2) 製鉄王アンドルー・カーネギー
    (3) ロックフェラーとスタンダード・オイル
3.ビッグ・ビジネスの組織革新
    (1) 経営階層の出現
    (2) 多角化戦略と組織革新
    (3) 自動車産業の組織進展──フォードとGM
4.日本型組織革命の進展
    (1) 高度経済成長と大型設備投資
    (2) ニクソン・ショックと石油ショックによる主役交代
    (3) ポスト・フォーディズムとしてのカンバン方式
5.シリコンバレー・モデルの登場
    (1) 情報革命がもたらしたシステム
    (2) 20世紀モデルを超えて
6.中間レポートの報告

【履修上の注意事項】

歴史を学ぶのではなく、歴史から学ぶ。感受性・想像力・思考力が求められる。

【評価方法】

期末試験(80%)、中間レポート(20%)

【テキスト】

米倉誠一郎 (1999) 『経営革命の構造』岩波新書。

【参考文献・その他】

適宜紹介する。