【シラバス基本情報】

科目名 労働経済学
担当教員 -喜屋武 臣市
対象学年 2年
単位区分 選択  
開講時期 前期
授業形態 一般講義
単位数 2
準備事項  
備考  

【授業のねらい】

企業は財とサービスを生産し、利益を得るために、資本市場から資本を調達し、労働市場から労働力を確保する。労働が派生需要とよばれるゆえんであり、その動きは労働の量と質を左右し、人々の仕事と暮しのありようを規定する。いわゆる「派遣村」もその一断面である。経済大国日本では、過去のものであった筈の「貧困」「格差」「不平等」が、今日、生活苦、教育苦、自殺苦などのような身に迫る課題となっている。この講義では、人々の仕事と暮しを規定する労働とその成果について、足下の沖縄も採り上げながら労働経済学を基軸に考察する

【授業の展開計画】

 第1回 現代労働の潮流               
 第2回 人的資本投資としての大学進学        
 第3回 大卒の求人・求職行動とその説明理論    
 第4回 労働力需給の特性             
 第5回 雇用差別とその説明理論          
 第6回 失業:どこで、誰が失業しているか  
 第7回 失業の類型と失業分析理論  
 第8回 不完全就業・非正規労働の特性  
 第9回 不完全就業と沖縄若年層の“県外出稼ぎ労働”  
 第10回 不完全就業と“海外労働”としての米軍基地労働  
 第11回 離職・転職と雇用の質   
 第12回 賃金構造  
 第13回 賃金体系  
 第14回 所得格差とその計測  
 第15回 総括的レビュー  

【履修上の注意事項】

統計学を履修していることが望ましい。

【評価方法】

毎回の所定講義要旨の提出、宿題、および大学が定める出欠席規定にもとづく。 

【テキスト】

特に指定しない。適宜、ハンドアウトを配布する。
参考文献 日本労働政策研究・研修機構『ユースフル労働統計』、同『月刊 日本労働研究雑誌』

【参考文献・その他】

G.J.Borjas. Labor Economics (McGRAW-HILL, International editions) .
C.R.McConnell,S.L.Brue. Contemporary Labor Economics (McGRAW-HILL, Int. ed.)