田口ゼミ

田口 順等(たぐち のぶひと)准教授

顔写真

専門分野/経済統計学・観光経済学
担当科目/データ解析論Ⅰ・Ⅱ、産業連関論など
研究活動/景気が良くなる・経済が良くなると主張するよりは「いくら」や「どれくらい」と数値で表すことができれば客観的かつ具体的に説明することができます。経済や観光産業をデータ・統計・数値で分析し、その原因や解決方法を追求しています。

ゼミのテーマ「観光産業・観光経済の分析」

沖縄の主力産業の一つである観光産業や経済に与える影響について、文献・資料・統計・データを交えて分析し解決方法を提案します。



これまでの卒業論文のテーマ

原則として観光産業に関する分野ですが、経済・産業などで自分の興味のあるに関する分野である場合でも構いません。

平成28年度卒論発表会より 平成28年度卒論発表会より
(写真)平成28年度卒論発表会より

(平成29年度卒業生のテーマ)
13DB054「『インバンウド爆買い』の未来」
14DB099「空港経営-民営化の行方-」
13DB124「商店街の衰退と活性化」
14DB008「沖縄市の観光と地域活性化」
14DB044「沖縄のMICEについて」
14DB048「地域公共交通としてのバス輸送について」
14DB062「沖縄観光のこれから~外国人観光客の動向~」
14DB068「LCCについて」
14DB069「ホテル産業の経営・問題点」
14DB088「ビジネスホテルの経営」
14DB144「観光振興組織DMOについて」

現4年生の卒業論文のテーマ

ローカル鉄道、観光政策、日本人の旅行形態、球団経営、スポーツツーリズム、医療ツーリズム、グリーンツーリズム、産業観光、地方公営競技、特産品・地域ブランド、温泉地経営


ゼミを受講し卒論を書いて何の役に立つの?

①業界分析と就職活動の準備
 知識を蓄えて面接に臨むことで、「アルバイトしていました」以外の強力なアピールができます。業界分析をすることで将来の職業、キャリアが明確になります。

キャリアガイダンスの様子 キャリアガイダンスの様子
(写真:キャリアガイダンスの様子)
②考える能力と考え方を身につける
 考え方や伝え方には「型」があります。まずは「型」を身につけて仕事や人生に役立ててください。
キャリアガイダンスの様子 キャリアガイダンスの様子
(写真:キャリアガイダンスの様子)
③こつこつ頑張ること
 卒論は一気にかくものではなく、段階的に進めるものです。計画を立てて、時間を管理し目的を達成する経験は人生での大きな武器になります。

ゼミ生からの紹介:砂川 真凛 さん(3年生)

 私が田口ゼミを選んだ理由は、先生が「観光」について研究しているからです。私は高校生の時に外国人観光客について調べる機会があり、それがきっかけで「沖縄の観光」 や「外国人観光客」について興味を持つようになりました。外国人観光客が増えている理由や沖縄への影響などを研究できると思い田口ゼミに入りました。
 ゼミでは観光に関することを学んでいきます。同時に研究に必要なデータの分析を学び、発表の経験を積んでいくことで卒論発表に向けて下地を作っていきます。 卒業論文は「観光」に関連したもので自分が興味を持ったことをテーマにして問題点や解決方法を研究していきます。


ゼミ生からの紹介:中山 美穂 さん(3年次)

 私が田口ゼミを選んだ理由は、情報技術(IT)の知識だけでなく経済や観光にも興味があったからです。産業情報学科では、情報技術だけでなく経済のことも学べます。 そこで私は、統計・経済・沖縄の観光・グローバルビジネスに惹かれました。経済での統計を使って経済効果を知り、私たちにどのように影響を与えているのかを調べたいと思い田口ゼミに入りました。
 田口ゼミではプレゼンや卒論などといった取り組みを基礎から学び、それなりに課題もあります。しかし、基礎を学んだ上で自分の計画や今までの自分を 見直せる機会が多いため、課題が自分のためになります。
 経済・観光・統計に興味のある人やゼミだけでなく様々な活動にも興味のある方にこの田口ゼミをお勧めします。

中山さん、砂川さんの写真

ゼミ生からの紹介:與座 紅葉 さん(3年生)

 私が田口ゼミを選んだ理由として、私自身とても観光(旅行すること)が好きだからだということです。ゼミでは、卒業論文のテーマとして「観光」というものに取り組んでおり、 観光の中でも最も自分が興味のあるものを論文としてまとめます。
 私は現在、簡単な医療関係のアルバイトをして過ごす中で、医療ツーリズムというものについて研究してみたいと思いました。沖縄県は年々観光客が増加しており、 これからの将来で活発になるのではという期待もある産業だと考えられます。また、ゼミではデータを取り入れた卒業論文を書くことになります。データを使うことによって、 より理解することができ、説得力のあるものにしていかなければなりません。
 しかし、田口ゼミは「お堅い」ゼミというわけではなく、学外ゼミでは県外に観光へ行ったり、学校行事にも積極的に参加することができるため、貴重な大学生活で様々な体験ができるゼミだと思います。 観光関係に興味のある方は田口ゼミをお勧めします。

ゼミ生からの紹介 : 仲宗根 渉 君(4年生)

仲宗根さんの写真

 私が田口ゼミを選んだ理由は、田口先生が観光の研究をしており卒業論文でも「観光」をテーマに研究できるからです。私は那覇市のホテルの近くでコンビニのアルバイトをしており、外国人観光客が多く来店します。アルバイトを通して、そこで接する訪日外国人と沖縄の観光に興味を持ちました。そして、田口先生の研究テーマである「観光」と私が研究したい「沖縄の観光」が合い田口ゼミを選択しました。
 田口ゼミでは主に観光を取り扱い講義が進んでいきます。それにともないデータ解析や卒論の書き方など学んだことを生かしゼミ、卒業論文に取組みます。卒業論文は「観光」に関連したテーマで、問題点や課題を掘り下げ問題解決の糸口を研究していく形になります。ゼミでやることは、観光に関する本を読んでまとめて発表することや、観光・ツーリズムについての講義をうけ自分なりに考察します。
それ以外にも田口ゼミでは一人ひとりに何らかの課題が与えられ、それを元に主体的に取り組んでいます。例えば、新一年生が参加する新入生歓迎メンバーシップトレーニングにヘルプ学生としての参加や、オープンキャンパスなどにも参加して、ゼミ外でもさまざまな活動を行っています!
観光に興味のある人や、ゼミ外でも積極的に活動したいという人には田口ゼミがお勧めです!

ゼミ生からの紹介 : 西原 和希 君(4年生)

西原さんの写真

 私が田口ゼミに入った理由は、最近沖縄で外国人観光客が増加していて、田口先生が「観光」をテーマに研究をしているからです。今は沖縄県だけでなく離島でも観光客が増えています。どのような観光客がいてなぜ訪れるのかが疑問になり田口ゼミに入りました。
 田口ゼミでは、観光の定義や観光ビジネス・産業観光・グリーンツーリズムのプレゼンテーションをゼミ生で行い観光とはどういうものがありどんな特徴があるのかを発表し卒論発表に向けてプレゼンテーションも一緒に少しずつ学んでいきます。観光の問題点を見つけて今後どのような取り組みをするべきかどうなっていくのかを研究できるゼミです。
 ゼミでは一人一人役割があります。また、仲を深めるために昼食会があったり、オープンキャンパスに参加したりといったイベントもあります。最初は不安かもしれないけれど役割に責任を感じることで自分自身も成長できてきていると分かります。観光が好きな人や少しでも疑問・興味を持っている人にはお勧めできるゼミです。

学外ゼミで観光産業を体験しよう(2018年度)

※2016年度学外ゼミの内容はこちら
※2017年度学外ゼミの内容はこちら

 田口ゼミでは2018年2月に「観光地の比較と体験観光の実地調査」として今年度は、 観光地として人気のある関西の神戸、京都、大阪を対象として現地調査を行いました。調査手法は事前に ゼミ内で研修を行い、現地で手法を実践し、整理しキャプションマップやレポートにまとめました。
 準備、予算や申請をゼミ生自身で行い、調査当日は神戸の観光地で写真を撮影し、気になった部分はメモを取り、 その後、議論・評価をしてレポートを作成しました。
 こうした一連の活動で、事前準備から学生に計画性を客観性を持たせつつ問題解決能力を培わせることができ、 現地では観光産業の実態や沖縄と異なる世界を理解させ今後の卒論作成・就職活動に役立つ経験・体験ができます。
 ゼミ生は学外ゼミを通して、写真や書籍では得られない現地に行くこと、実際に肌で感じる文化やものがたくさんあることを知りました。 またゼミ内の親睦も深めることができ有意義な時間を過ごし、さらに協調生を持ちひとりひとり成長することができました。

活動の様子
・1日目

  神戸空港に到着後、最初の調査地である北野異人館街に移動しました。
 赤レンガなどの洋風の雰囲気のある建物、街灯やコンビニも街並みに合わせてあり沖縄とは違うデザインでした。

一味違うセブンイレブン 赤レンガの建物

 神戸は坂が多く歩いて移動するのが大変でした。ここでは、キャプションマップの作成のため気になった箇所の写真撮影とメモ記入をしました。

・2日目

 朝早くから京都府に向かい、ガイドさんの案内で平安時代に建てられた天皇の別荘である桂離宮を見学しました。 午後からは、嵐山で京都の街並みを散策し、その後、龍安寺、金閣寺に行きました。その際にもレポートの資料になるような風景や出来事を写真やメモに残し、後日レポートとして提出しました。


・3日目

 大阪難波にある千日前道具屋筋商店街で食品サンプルの制作体験をしました。なかなか体験することができないのでみんな楽しくやっていました。 サンプル制作が終わったらガイドさんの説明を聴きながら、商店街の体験ツアーがありました。

食品サンプルの製作体験 商店街の体験ツアー

・その後

 学外ゼミから帰ってきて、神戸・北野周辺のキャプションマップを作りました。キャプションマップとは、現地で気になったところや疑問に思ったところを写真に撮り、 説明や感想を書き、後日その写真を感想を地図に張り出して観光地の利点や問題点をまとめる調査方法です。

レポート作成1 レポート作成1

 各自とった写真とメモを地図に貼り付けて、議論を行いました。
キャプションマップ1

・学外ゼミでの感想(レポートより抜粋)

・商店街の人を視点で案内しており、お店の紹介と同時に地元の生活にも触れいていた。(砂川)
・季節の移ろいが感じられ嵐山も四季によって様々な表情を覗かせるのだなと感じた。(上原)
・サンプル体験で作成のみでなく会話等を『楽しむ』というサービスを提供していた。(中山)
・桂離宮にてガイドの説明や注意が念入りで、大切に保護している様子が伝わった。(與座)
・沖縄の工芸品の制作体験ができるお店を取り入れたら観光地化できると思う。(安里)
・地域の商店街とお店が協力してサンプル体験のようなことができればいいと思った。(伊佐)
・桂離宮の細部まで手入れが出来ているというアピール等美意識の最たるものを感じた。(比嘉)
・桂離宮にて意図的に遠近法が使われていたりと風景を魅せる技術に感心した。(島本)
・商店街の案内で自分の店だけでなく商店街全体に触れていて考え方に工夫を感じた。(鶴見)

教員からひと言

 就職活動や卒業論文の作成など、すぐには解決できないことや大きな問題に取り組むと、はじめは難しいとか辛いとか思うかもしれません。そんな時は悩むより不安になるよりも少しでも行動してみてください。すると少しずつ自信がつきます。それを続けると最後には大きな結果が得られます。運動で筋肉をつけるように、少しずつ頭を鍛えて脳力を高めていきましょう。