田口ゼミ

田口 順等(たぐち のぶひと)准教授

顔写真

専門分野/経済統計学・観光経済学
担当科目/データ解析論Ⅰ・Ⅱ、産業連関論など
研究活動/景気が良くなる・経済が良くなると主張するよりは「いくら」や「どれくらい」と数値で表すことができれば客観的かつ具体的に説明することができます。経済や観光産業をデータ・統計・数値で分析し、その原因や解決方法を追求しています。

ゼミのテーマ「観光産業・経済の数量分析」

沖縄の主力産業の一つである観光産業や経済に与える影響について、統計・データを交えて分析し解決方法を提案します。



これまでの卒業論文のテーマ

原則として観光産業に関する分野ですが、経済・産業などで自分の興味のあるに関する分野である場合でも構いません。 「沖縄の観光と経済」「テーマパーク産業」「「沖縄における交通問題」「LRTが作る沖縄の未来」など

平成28年度卒論発表会より(写真)平成28年度卒論発表会より

現4年生の卒業論文のテーマ

沖縄市の観光での地域活性化、商店街と沖縄市の地域活性化、ホテルマネジメント、ビジネスホテル、DMO、LCC、訪沖外国人観光客の特性、爆買いについてカジノ・コンベンション、ローカル鉄道・バス


ゼミを受講し卒論を書いて何の役に立つの?

①業界分析と就職活動の準備
 知識を蓄えて面接に臨むことで、「アルバイトしていました」以外の強力なアピールができます。業界分析をすることで将来の職業、キャリアが明確になります。
②考える能力と考え方を身につける
 考え方や伝え方には「型」があります。まずは「型」を身につけて仕事や人生に役立ててください。
③こつこつ頑張ること
 卒論は一気にかくものではなく、段階的に進めるものです。計画を立てて、時間を管理し目的を達成する経験は人生での大きな武器になります

【特集】学外ゼミで観光産業を体験しよう

田口ゼミでは2017年2月に「キャプション評価法・発想法に基づいた観光地の実地調査」として今年度は産業観光やVR技術を利用して新しい観光開発を行っている福岡県を対象として、現地調査を行いました。調査手法は事前にゼミ内で研修を行い、現地で手法を実践し、その後発想法を用いて整理しキャプションマップにまとめました。
準備、予算や申請をゼミ生自身で行い、調査当日は大阪の観光地で写真を撮影し、気になった部分はメモをとり、その後、議論・評価をしてレポートを作成しました。
こうした一連の活動で、事前準備から学生に計画性と客観性を持たせつつ問題解決能力を培わせることができ、現地では観光産業の実態やや沖縄と異なる世界を理解させ今後の卒論作成・就職活動に役立つ経験・体験ができます。
ゼミ生は学外ゼミを通して、写真や書籍では得られない現地行くこと実際に肌で感じる文化やものがたくさんあることを知りました。またゼミ内の親睦も深めることができ有意義な時間を過ごし、さらに協調性を持ちひとりひとり成長することができました。

活動の様子
・1日目

福岡空港に到着後、バスで最初の調査地である太宰府天満宮に移動しました。 移動のバスや大宰府は中国人観光客で混雑しており、大宰府駅付近のうどん屋昼食をとり、調査に向かいました。

太宰府天満宮 ラーメン屋

平日、雨にもかかわらず混雑する大宰府天満宮とそのラーメン店

・2日目

北九州市に移動し、ニッスイパイオニア館での見学と産業観光に関する講演を聞き、門司港レトロでの調査を行いました。
ニッスイパイオニア館では北九州市が取り組んでいる産業観光の取り組みや企業の歴史や展示物を見学するなど副館長や商工会議所の方から丁寧に教えていただきました。門司港レトロは町並みに統一感が出ていて観光地として成り立っていると感じました。

ニッスイパイオニア館前 焼きカレー

ニッスイパイオニア館前にて後ろは若戸大橋 門司港レトロにて。焼カレーのお店が多い!
キャプションマップ作成1 キャプションマップ作成2

キャプションマップ作成のため気になった箇所を写真に撮り、その場で感想をメモに記入。

・3日目

VR(仮想現実)技術を利用して福岡城見学ツアーを体験しました。福岡城は石垣を残すばかりで天守閣はなく当時の建物はあまり残されていません。しかし渡されたタブレット越しにみると築城当時の風景が再現され、音声・動画による解説や一緒に同行していただいたガイドさんの説明もあり当時の福岡城をわかりやすく体験することができました。

福岡城にてVR体験1 福岡城にてVR体験2

福岡城でガイドさんの説明を聞きながらタブレットでVR(仮想現実)を体験。

・その後

学外ゼミは単なる観光・旅行ではなく、気になったところは写真に残し、現地での説明や感想を書きとめるよう課題を与え、その後地図にメモや写真を張り出して観光地の利点・問題点を整理するためのキャプションマップの作成を行いました。

レポート作成1 レポート作成1

メモを貼り付けての議論とキャプションマップやレポートの作成。
キャプションマップ1 キャプションマップ1

完成した大宰府と門司港のキャプションマップ

ゼミ生からの紹介 : 仲宗根 渉 君(3年生)

仲宗根さんの写真

 私が田口ゼミを選んだ理由は、田口先生が観光の研究をしており卒業論文でも「観光」をテーマに研究できるからです。私は那覇市のホテルの近くでコンビニのアルバイトをしており、外国人観光客が多く来店します。アルバイトを通して、そこで接する訪日外国人と沖縄の観光に興味を持ちました。そして、田口先生の研究テーマである「観光」と私が研究したい「沖縄の観光」が合い田口ゼミを選択しました。
 田口ゼミでは主に観光を取り扱い講義が進んでいきます。それにともないデータ解析や卒論の書き方など学んだことを生かしゼミ、卒業論文に取組みます。卒業論文は「観光」に関連したテーマで、問題点や課題を掘り下げ問題解決の糸口を研究していく形になります。ゼミでやることは、観光に関する本を読んでまとめて発表することや、観光・ツーリズムについての講義をうけ自分なりに考察します。
それ以外にも田口ゼミでは一人ひとりに何らかの課題が与えられ、それを元に主体的に取り組んでいます。例えば、新一年生が参加する新入生歓迎メンバーシップトレーニングにヘルプ学生としての参加や、オープンキャンパスなどにも参加して、ゼミ外でもさまざまな活動を行っています!
観光に興味のある人や、ゼミ外でも積極的に活動したいという人には田口ゼミがお勧めです!

ゼミ生からの紹介 : 西原 和希 君(3年生)

西原さんの写真

 私が田口ゼミに入った理由は、最近沖縄で外国人観光客が増加していて、田口先生が「観光」をテーマに研究をしているからです。今は沖縄県だけでなく離島でも観光客が増えています。どのような観光客がいてなぜ訪れるのかが疑問になり田口ゼミに入りました。
 田口ゼミでは、観光の定義や観光ビジネス・産業観光・グリーンツーリズムのプレゼンテーションをゼミ生で行い観光とはどういうものがありどんな特徴があるのかを発表し卒論発表に向けてプレゼンテーションも一緒に少しずつ学んでいきます。観光の問題点を見つけて今後どのような取り組みをするべきかどうなっていくのかを研究できるゼミです。
 ゼミでは一人一人役割があります。また、仲を深めるために昼食会があったり、オープンキャンパスに参加したりといったイベントもあります。最初は不安かもしれないけれど役割に責任を感じることで自分自身も成長できてきていると分かります。観光が好きな人や少しでも疑問・興味を持っている人にはお勧めできるゼミです。

教員からひと言

 就職活動や卒業論文の作成など、すぐには解決できないことや大きな問題に取り組むと、はじめは難しいとか辛いとか思うかもしれません。そんな時は悩むより不安になるよりも少しでも行動してみてください。すると少しずつ自信がつきます。それを続けると最後には大きな結果が得られます。運動で筋肉をつけるように、少しずつ頭を鍛えて脳力を高めていきましょう。