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比屋根社長インタビュー(前編)

学生向けのポータルサイトを企画

短期大学部に体育推薦で入学したのですが、途中でサッカー部も辞めてしまって、学校に行く意味が無くなってしまいました。短期大学部も留年して卒業し、卒業後も就職せずに居酒屋でアルバイトをしていました。その後、いくつか選択肢があった中で改めて「自分はそもそも何をしたかったのか」を考える時間を作ろうと商学科に編入しました。そして、どの分野に進んでもマーケティングは必要になると考え、マーケティングを専攻しました。

編入したときに知り合いから「これからインターネットの時代だよ」と言われました。当時学内でインターネットが繋がっているパソコンというと、5 号館に5〜6 台くらいある だけでした。そういう時代でしたので、現在のようにいつでも使えるインターネット端末が一般家庭にあるわけではありません。インターネットに繋がっているパソコンをさわるために土曜日の朝早くから学校に行っていました。

就職活動もしなければいけなかったのですが、就職活動せずにヘッドハンティングされたいと思いました。そこで、何か目立つことをしなければいけないと考えました。当時、インターネットが面白くて、大学周辺の居酒屋などのホームページを制作してお金をもらっていました。そこで県内の大学生に特化したポータルサイトを作っていこうというアイディアが生まれたので、その企画書を作りました。ただ、私はプログラミングができなかったので、宜野湾にあるIT 企業にこの企画書を持ち込みました。従兄弟がその会社の役員だったので相談したら「面白いね」となり、その会社に出入りさせてもらうようになりました。そこを拠点として、企画を進めるための開発チームや制作チームを作りました。『Students Communications』というグループ名にしましたが、私ひとりがいるだけで、プログラミングができるわけでもありません。そこで沖縄国際大学でプログラミングを教えている安里肇先生にお願いして、安里ゼミでこの企画をプレゼンテーションしました。一緒に運営してくれるメンバーを募集するためです。安里先生の紹介で、他大学の情報系の教員も紹介してもらい、沖縄国際大学、名桜大学、琉球大学、沖縄キリスト教学院大学(当時の沖縄キリスト教短期大学)でメンバーを集めました。

Students Communicationsでは、それぞれの大学のホームページを作ったり、それをまとめたポータルサイトを作ったり、県内の大学生が必要な情報を掲載したりしていました。当時の大学生はコンビニでアルバイト情報誌や中古車情報誌を見ていましたが、それらの情報があまりにも古いので、最新の情報をネットで見られるようにしました。また、「今日だけアルバイトしたい」とか、「時給は800 円以上で」とか、条件検索もできるようにしました。車が欲しい人は「トヨタで」「何年式で」とか、予算額を入力して県内の中古車情報が出るようにしました。そういった中で、民間企業とのコラボレーションが増えてきました。大きくはありませんが県内企業と一緒にプロジェクトをやるようになり、お金がもらえるようになってきました。そのうち「うちで働かないか」という話もありました。1997 年〜1998年頃で、ちょうどインターネットがブームになってきた時期です。


株式会社レキサス 比屋根隆 代表取締役社長


在学中にIT 企業を起業

Students Communicationsの活動を継続するために、在学中に会社を興しました。社長は従兄弟で、私は取締役です。従兄弟が別会社を作るという形で出資して、そこで私がStudents Communications(STC)の事業部を責任を持ってやることになりました。学生が学生のためのサービスを開発して、企業とコラボレーションするセクションを作る、というモデルで起業したのが大学4 年生の頃です。その会社を作ったとき、私たちは学生でチャンネル20(チャンネル・トウェンティー)というポータルサイトを作っていました。そのポータルサイトの仕組みを買いたいと言ってくれたのが沖縄県産業振興公社です。沖縄県産業振興公社のホームページでその仕組みを使って、情報発信とコミュニティー活動を行いたいということでした。売却の手続きで、初めて見積もりとか提案書といったものを作りましたが、それで分かったのが、学生の任意団体とは契約できないということでした。それで従兄弟が法人を作るときに私も共同出資して、その会社と産業振興公社で契約してもらう。そういう形で最初の会社を興しました。

その会社に勤めていたときに、県内外のソフトウェア関連企業に出入りしていましたが、本土と同じ品質のものを作っているのに「沖縄に頼めば開発にかかる人件費を安く抑えられる」と言われ、悔しい思いをしました。人件費の安さを強みに仕事を取っているうちは、それ以上の給料はもらえません。安いということで選ばれているということは、他にもっと安いところが出てきたときにはそこに持って行かれるし、もっと価格競争しないといけなくなります。安さを強みにすると、どんどん価格競争にさらされていきます。それは沖縄にとっても、働いているエンジニアにとっても全然ハッピーな状況ではないです。

一方で、私たちはインターネットという世界からこの業界に入ってきました。ちょうどYahoo!や楽天が1997 年や1998 年に出てきて、業界が成長していた時期です。インターネットのサービスを提供する会社であれば、人件費ではなくサービスそのものの品質を強みに、場所にとらわれることなくビジネスができます。また、自分たちで開発して、自分たちで直接世の中に提供できますし、それをエンジニアひとりでも実現することもできるのが、インターネットビジネスの面白さです。インターネットをベースにした自社プロダクトをどんどん作り続ける会社。なおかつ、そのサービスがグローバルに活用されている会社。そんな会社を沖縄に作りたいと思いました。そこで「沖縄には優秀な人材、優秀な企業がたくさんあるから彼らと提携しよう!」そう言われるような事例を作ろうと思って、最初に立ち上げた会社を辞めて作ったのが『株式会社レキサス』です。


2017年4月に開校された「レゴ®スクール沖縄 那覇」


インタビューの続きはこちら
比屋根社長インタビュー(後編)


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