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法学部教員一覧

山中 雄次 (YAMANAKA, Yuji)

所属: 法学部 地域行政学科

職階: 講師
担当科目: 行政学、自治体経営論、都市政策論、専門演習など
プロフィール
主要学歴学習院大学大学院経営学研究科博士前期課程修了
静岡県立大学大学院経営情報イノベーション研究科博士後期課程修了
学位博士(学術)
研究分野行政学、地方自治論、公共政策
所属学会・協会等日本行政学会、日本公共政策学会、地方行政実務学会、日本地方自治学会、日本地域政策学会、日本都市学会
主要な社会的活動沖縄県行財政改革懇話会委員
糸満市行政改革推進委員会委員
地方行政実務学会 新型コロナ対応検証研究会委員
E-mail・ホームページ等https://researchmap.jp/yuji-yamanaka

教育活動等

年月日主な教育活動摘要
2021年~現在行政学講義形式。主に地域行政学科の2年生を対象とした必修科目である。行政が形成された背景と理論を皮切りに、現在の行政の実態や課題まで幅広く解説している。学生の身近な事例を多く取りあげるだけでなく、自身の実務経験をもとに、現場の実態を詳しく伝えることで、学生の関心を高めるように心がけている。
2023年~現在自治体経営論講義形式。主に地域行政学科の3年生、4年生を対象とした専門選択科目である。地方自治体における管理の基本ルールから、首長・議会・住民などの主要やアクターとの関係性、公の施設の管理運営、さらにはNPMの「その後」など、自治体経営の広範なテーマを伝えている。自身の実務経験も交えながら、丁寧に解説している。
2021年~現在都市政策論講義形式。主に法学部の3年生、4年生を対象とした専門選択科目である。都市に関する法をベースに、環境問題、コンパクトシティ、さらには公共施設の課題を中心に解説している。また、学生の身近なテーマとして、沖縄県内の路線バスの問題も取り上げている。自身の実務経験をもとに、現場の実態を詳しく伝え、学生の関心を高めるように心がけている。
2021~2022年日本政治論講義形式。主に地域行政学科の3年生、4年生を対象とした専門選択科目である。政治学の基礎的な理論等を復習した上で、わが国における選挙や政党等、幅広いテーマを現実の政治を題材にしながら説明している。特に、官僚や地方議会のテーマについては、自身の実務経験を踏まえた解説を行っている。
2021年~現在基礎演習Ⅰ・Ⅱゼミ形式。概ね15人程度の地域行政学科の1年生、2年生を対象とする。大学生活を送るための基礎的な学習の機会として、わかりやすい文章の書き方、レポートの作成技法、プレゼンテーションの方法などを実技を交え、丁寧に指導している。
2022年~現在専門演習Ⅰ・Ⅱゼミ形式。約20人の地域行政学科の3年生、4年生を対象とする。行政学の学術書の輪読に加え、地方自治体の職員を招いた意見交換や、パブリックコメントへの意見提出を行っている。できる限り、理論と実践を架橋する教育を心がけている。

研究活動等(著書・論文等)

(著書)
・『NPMの導入と変容』(2023、晃洋書房)(単著)
・『協働と参加 : コミュニティづくりのしくみと実践』(2021、晃洋書房)(共著)

(論文)
・「指定管理者制度の指定手続きに着目した運用実態に関する研究」 『沖縄法学』 51号(2023)
・「わが国におけるNPMの導入とその変容過程に関する研究-都道府県を対象に-」 静岡県立大学博士論文(2021)
・「NPM の部分的導入とハイブリディティに関する一考察 ―欧州の先行研究と都道府県の運用事例を踏まえて―」 『経営情報イノベーション研究』 9巻(2020)
・「都道府県におけるNPM手法を背景とした"協働"の概念に関する研究 : 行政経営計画の分析を中心に」 『日本都市学会年報』 53号(共著、2020)
・「都道府県における行政評価の運用に関する研究」 『評価クォータリー』 51号(共著、2019)
・「わが国の自治体におけるNPMの運用とPost-NPMに関する研究 : 都道府県の行財政改革大綱等の内容分析を中心に」 『経営情報イノベーション研究』 8巻(2019)
・「自治体の指定管理者制度の運用とその要因についての研究 : 都道府県による運用の分析から」 『日本都市学会年報』 52号(共著、2019)
・「地方公共団体における行政改革の取組事例(22)指定管理者の応募拡大に向けた取組 : ”ふじのくに施設紹介フェア”の開催」『住民行政の窓』 Vol.461(2018)
・「地域運営組織の体制に関する一考察 : 地域の主要なアクターとなりえるか」 作新学院大学『作大論集』 8号(2018)
・「大学発ベンチャー企業の分類軸の確立をベースとした支援ネットワークのデザインの手法に関する研究」 『日本ベンチャー学会誌』 11巻(共著、2008)
2023年4月1日現在