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海外セミナー(台湾)に参加しました!

企業システム学科
私たちは先日、海外セミナーで台湾を訪れました。
セミナーの目的は、台湾の伝統観光資源に触れ、オーバーツーリズムの要因とそれがもたらす影響を調査することです。

1日目は龍山時、迪化街、西門町、士林夜市の4つの観光地を訪れ、2日目は忠烈祠、中正紀念堂、行天宮、永康街、十份、九份の順に回りました。龍山時や行天宮では、観光客だけでなく地元の方々もお供え物や線香を持ち、台湾独自の方法で参拝していました。私達もそれと同様に参拝し、台湾の伝統文化に触れることができました。
また、忠烈祠や中正紀念堂などの台湾の文化財に足を運んでみて、実際に衛兵交代の様子や蒋介石の銅像を拝見すると、もっと台湾の歴史や文化について学びたいと感じました。
今回訪れた観光地はどこも沢山の観光客で溢れかえっており、オーバーツーリズムを目の当たりにしました。

士林夜市では道路に溢れるほどの人がおり、信号が赤になっても横断歩道を渡る観光客が多く見受けられました。屋台も歩道沿いにあるため、そこに並ぶ客を避けるために車道側を歩かなければならない場所もあり、現地住民の交通面では不便であると考えられます。
コンビニのイートインスペースもゴミがそのまま放置され、食べ物や飲み物が溢れ、かなり汚れた状態でした。あれだけの人が集まると清掃も追いつかないのだと感じました。

今回の海外セミナーで最も感じたことは、大きな観光地が沢山あるので観光客の更なる増加が期待でき、それが観光産業の発展に繋がるというメリットがある反面、色々な国から観光客が訪れているため、外国語での案内版や環境問題などの注意看板の設置などに力を入れなければ、今後素晴らしい観光資源を維持し、観光客が気持ちよく観光することは難しいのではないかと感じました。



産業情報学部企業システム学科
李相典ゼミ 2年次 幸地莉子