2021年12月7日に、法学部地域行政学科の専門科目の1つである「公務研究I」において、恒例の「公務員試験合格者報告会」を開催しました。

　「公務研究I」は、2年次の公務員志望者を対象に、受験勉強への心構え・準備の仕方などを講義する科目で、毎年この時期には、その年度の公務員試験の合格・内定を頂いた4年生や時には既卒者をゲストに招いて受験体験談を報告して貰う機会を設定しています。報告会の前半では、個々の合格者に、公務員を志望したきっかけ、公務員試験への準備の仕方、勉強方法、具体的な出題内容等を発表してもらい、後半では、受講生たちが合格者を囲んで個別に質疑や相談を行う場にしています。

　今回も、今年度の公務員試験に見事合格を果たした先輩たちの中から、裁判所事務官、国家公務員（一般）、国税専門官、沖縄県行政（上級）、沖縄県病院事務（上級）、沖縄県警察事務（上級）、宜野湾市役所、北谷町役場、沖縄県警察（大卒）、川崎市消防（大卒）などの試験種目に合格した4年生たち（既卒者1人を含む）に登壇してもらい、独学での勉強法、予備校の利用方法、スケジュール管理のコツ、1次試験・2次試験対策として具体的に取り組んだ事等の実践的な経験談を聞くことができました。

　受講生たちは、先輩たちの話を聞き逃すまいと熱心に耳を傾け、個別相談の場では、合格を掴み取るために大事なことを聞き出そうと講義時間を目いっぱい使って積極的に質問をしていました。2年後には、この受講生たちの中から多くの者が合格者として後輩たちに報告してくれる日が来ることを願っています。