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【産業研】2022年度第3回研究会「ITマネジメントとシステム監査」を開催いたしました

産業研
沖縄国際大学産業総合研究所では、2022年度第3回研究会を下記のとおり開催いたしました。

■テーマ:ITマネジメントとシステム監査
■日 時:8月20日(土)13:00~14:30
■場 所:沖縄国際大学13号館1階会議室
■参加者:25名


■報告概要
 情報化システム化の流れは企業経営のあらゆる分野へと入りこんでおり、一方ではその恩恵と利便ははかりしれません。しかし他方では情報システムのマイナス面での脅威も、潜在的に増えてきているといえます。たとえばネット犯罪、プライバシの漏えい、携帯電話の大規模接続障害、銀行の決済システムダウン、マルウェア(ウイルス)、コンピュータが止まったせいで仕事が全くできなくなる・・などの問題が,それです。最近ではすでに顕在化した例もあります。企業でこういった問題に正面から立ちむかい、問題改善の提案・助言をするのが今回のテーマの「システム監査」です。システム監査は経営者の目線から情報システムを含めた企業経営を最適化することを,ねらっているのです。システム監査には保証型と助言型があります。国際的な動向も踏まえて「どうすればよいかを提言する助言型」に重点をおきます。第3回研究会ではシステム監査の専門家の吉田洋氏をお招きし、その最新動向についてご議論いただきます。


【写真1】参加者集合写真(左から)
   ■開催挨拶 髭白晃宜          ■講師 吉田洋        ■閉会挨拶・世話役 天野敦夫 



【写真2】講師:吉田洋氏



【写真3】講義中の様子


【写真4】 質疑応答の様子


【写真5】研究会の様子



■【参加者からの感想】
●この度は貴重な講演を下さり誠にありがとうございました。また、私の素朴な疑問に対しても適切にご回答下さり勉強になりました。

●監査に色々な種類があることを知れました。またそれらの活動、それらの経緯を知ることが出来ました。

●日本の中小企業には高度な技術を有する企業が多数存在しており、その技術情報を他国の企業が盗もうとしています。資源の乏しい日本にとって技術力は経済発展の柱であるため、高度な技術を有しながら資金力の乏しい中小企業をシステム監査等によって保護するための国の取組が必要だと感じました。

●様々な身になる話を聞けた。実際にその分野の第1線の先生から話を聞けて有意義な時間を過ごすことができました。

講師の吉田先生、Zoomの会場に来ていただきました皆様方、長時間にわたって第3回研究会におつきあいいただき、誠にありがとうございました。心から感謝を申し上げます。

《お問い合わせ》
沖縄国際大学 産業総合研究所 
TEL:(098)892-1111(内)6109 
FAX:(098)893-8937
E-mail:sanchr@okiu.ac.jp