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【法政研】第82回 2022年度 第3回 研究会(オンライン)を開催しました

法政研
沖縄法政研究所は、第82回 2022年度 第3回 研究会をオンラインで開催しました。


【第82回 研究会】

■テーマ:「石垣市『自治基本条例』に基づく住民投票問題の動向ー八重山の民衆史を背景に」


■報告者
小林 武 沖縄大学客員教授/沖縄法政研究所特別研究員

■司会・コメンテーター
比屋定 泰治 沖縄法政研究所所員

                                                                 ■報告概要
 住民投票は、地域に民主主義を実現するための最重要の手だてのひとつである。その具体化を図って、各地方自治体は、「自治基本条例」の中に取り入れている。沖縄県石垣市の2009年制定の同条例でも、有権者の4分の1以上から請求があれば市長はそれを実施しなければならない、と定める。自衛隊配備計画をめぐり住民投票を行うため有権者の約4割にに及ぶ署名を集めて請求をした。
 しかし、石垣市長は住民投票の実施を拒み、市民側から義務づけ訴訟が提起されるに至っている。 石垣は、沖縄戦直後の「八重山共和国」構想にも見られる民衆運動の蓄積をもっている。そのような歴史にも照らして、今般の住民投票問題の動向を考察する。


小林 武 沖縄大学客員教授/沖縄法政研究所特別研究員


比屋定 泰治(沖縄法政研究所 所員)


佐藤学(沖縄法政研究所 所長)



    


沢山の方々にご参加、コメントをいただきました。誠にありがとうございました。