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本学卒業生が第6回宮良當壯賞を受賞

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本学法学部法学科を2000年度に卒業(前津ゼミ出身)し、現在沖縄県立芸術大学で准教授を務めている呉屋淳子さんが第6回宮良當壯賞(主催:八重山日報)を受賞しました。授賞式・祝賀会が2月11日に石垣市で開催され、本学から前津榮健学長、田場裕規先生、石垣直先生が出席されました。

宮良當壯賞は、①八重山や沖縄の言語・文学・芸能の研究に顕著な業績を挙げた人、②八重山地域の祭祀、文化の継承に大きな役割を果たした人―に与えられる賞です。呉屋さんは教育人類学の立場から、八重山地域の学校と地域芸能が密接に関わり合い創造されていく現場を「学校芸能」と位置付け研究しており、それが評価されたそうです。狩俣恵一選考委員長(本学名誉教授)からは、「学校教育現場での民俗芸能の相互関係を15年もかけて現場で調査し研究をまとめた成果は、新たな民俗芸能研究の視座を提供している」と講評がありました。




祝賀会の来賓挨拶で前津榮健学長は、「呉屋さんは学生時代から様々なのことに興味があり、韓国留学なども経験した素晴らしい自慢の教え子です。その教え子が、私の生まれ島の芸能について研究をし、それが評価されたことは感無量です。これからも研究に精進し、より大きな研究成果を発表してください。」と激励を述べられました。