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産業情報学科の学生が大手ゲーム会社、株式会社カプコンに2名内定しました

産業情報学科
 産業情報学科4年次の屋富祖伶子さん(糸満高校出身)、榎木丸奈々さん(武岡台高校出身:鹿児島)の2名が大手ゲーム会社の株式会社カプコンに内定しました。
産業情報学科を志望した理由や大学での取り組みについてインタビューを掲載します。

株式会社カプコンに内定した産業情報学科屋富祖伶子さん

「諦めないその先の楽しさを届けるために」

 大学進学では他学科を考えていましたが、大学説明会で高校に訪れた産業情報学科の先生と面談する機会があり、アドバイスを受けたことがきっかけで幅広く専門的に学べる産業情報学科を志望しました。高校の時から沖縄の伝統芸能であるエイサー団体に所属し、エイサー体験を通してエンターテインメントで人々に楽しさを提供することの魅力に惹かれていました。私自身のこれまでの楽しかった経験を考えた時に、幼少期のゲーム体験からどのエンターテインメントよりも人々を魅了することに特化したその楽しさを届けたいと思い業界を目指しました。
 ゼミではCG・ゲームが学べる大山ゼミに所属し、2年次の後期にはNHK沖縄放送局と那覇市との共同で老朽化した那覇市民会館を3Dデータで再現する共同プロジェクトに参加し、スケジュール管理や協力することの大切さを学びました。3年次はポートフォリオの制作が始まり、苦手としている細かい修正を何度も根気強く制作することが最初の頃はとても辛く感じました。しかし最後まで諦めずに作品を制作し、内定を頂いたときは喜びや嬉しさと同時に『最後まで諦めずに頑張って良かった』と今までで一番の大きな達成感がありました。
 今後はゲームを通して多くの人に楽しさを届けるためにも最後まで諦めずに頑張っていこうと思います。


株式会社カプコンに内定した産業情報学科榎木丸奈々さん

「諦めず挑戦しつづける」

 幼い頃からゲームをプレイすることが好きで、CGを学ぶこと以外にもゲーム開発やWeb開発、プログラミングを学習するといった様々なことをマルチに学べることに惹かれ、産業情報学科を志望しました。多くのゲーム体験を通して様々なグラフィックやBGMによりゲーム内の世界に引き込まれるような感動を楽しむことができました。この経験からゲームのCGグラフィックについて興味を持ち始め、自分自身もデザインによって笑顔や感動を生み出す世界観を創りたいと考えゲーム業界を目指しました。
 2年次の後期ではNHK沖縄放送局と那覇市との共同で老朽化により、取り壊される那覇市民会館を仮想空間に再現し未来に残すコンテンツ制作を行いました。私は外観班のチームリーダーとして、モデリングのデータ管理やスケジュール管理を行いました。また、積極的にサポートに入ることで、チームの協調性を身に付けることができました。
 3年次からはポートフォリオの制作に取り組みました。修正の繰り返しといった地道な作業が多く、何度もくじけそうなときがありました。しかし、先生に教わったり、友達と協力しアドバイスし合うことで、完成した際には大きな達成感を得ることができました。 
幼い頃からあこがれていた企業から内定を頂いたときは、まさか自分が採用されるとは夢にも思っていませんでした。夢を諦めず、粘り強く取り組んでいくことの大事さを学びました。今後はゲームを通して人々に笑顔や感動を届けられるように頑張っていこうと思います。