文字サイズ

ニュース

ニュース

【南島研】第46回 南島文化地域学習を開催しました

南島研
南島文化研究所では、第46回南島文化地域学習を開催しました。

■テーマ:「米軍基地とまちづくり」
 沖縄県における70年以上に及ぶ米軍基地の存在は、各市町村における基地の撤去・移設に向けた動きと、「共存」に向けた動きが混在する複雑な状況を生み出している。本地域学習では、米軍基地の集積が進んだ北谷町、嘉手納町、読谷村を中心に、跡地利用を含めて、まちづくりの視点から米軍基地への対応の状況を現地で学ぶ。

■開催日:2024年6月22日(土)

■コース:北谷町砂辺区自治会・道の駅かでな・御菓子御殿読谷本店・車窓より基地返還地の見学

■講師 :崎浜靖(地理学)、上江洲薫(観光地理学)、佐藤学(政治学)、名城敏(土壌学)、波平エリ子(民俗学)、伊波勝雄(元嘉手納町教育長)、照屋博一(北谷町砂辺区自治会長)、澤岻千秋(御菓子御殿専務取締役)

ご参加いただいた皆さま、講師をお引き受けいただいた皆さま、関係各位に感謝申し上げます。

北谷町砂辺区自治会 講師:照屋博一 様(砂辺区自治会長)


道の駅かでな 講師:伊波勝雄 様(元嘉手納町教育長)


道の駅かでな展示室


道の駅かでな展望所にて集合写真


御菓子御殿読谷本店 講師:澤岻千秋 様(御菓子御殿専務取締役)



参加者の声(アンケートより一部抜粋)
・砂辺地区の現状のお話をお聞きしたり、様々な問題が起こっていることなど抱える問題がよく分かり、同時に解決しなければならないことだと強く思いました。
・北谷町砂辺地区の騒音問題やそれに伴う国有地が多い現状から、沖縄が抱える課題について理解することができました。
・名城先生の、琉球石灰岩が分布している地域は米軍基地がある等、地質から見る沖縄の特徴に関するお話はとても興味深かったです。
・移動中も講師の先生方から貴重なお話を聞くことができ、とても充実した時間を過ごすことができました。
・これまでは、沖縄戦の戦跡を巡ってきました。これからは、基地問題にも目を向けていきたいです。
・御菓子御殿のコロナ禍での経営努力に感心しました。