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【考古学研究室】普天満宮洞穴遺跡第4次発掘調査成果の報告会を開催しました。

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4月27日(月)、本学の考古学研究室による普天満洞穴遺跡第4次発掘調査成果の説明会を実施しました。
当日はマスコミ各社に参加いただき、調査を主導した新里貴之教授が報告を行いました。

考古学研究室では、2022年度(第1次)から普天満宮社殿背後の洞穴内を発掘調査しており、2023年度(第2次)には約3万年前の人類活動の痕跡を確認することができました。
2024年度(第3次)調査では、発掘トレンチを拡大することで約3万2千年前の層よりも更に下層(約3万3千年前~1万7千年前)を確認し、同時に3次調査の遺物整理を進めてきました。
そして、今回の説明会では、2025年度(第4次)調査の結果報告を行いました。
第4次調査結果として、以下の3点について説明がありました。
・沖縄で約1.8万年前にさかのぼる石英剥片石器の出土、イノシシ牙製品から、イノシシ猟が行われていた。
・黒色片岩剥片(約2.4万~0.9万年前)に沖縄旧石器文化初の石器素材が確認された。
・約0.9万~0.3万年前のノッチ崩落から、巨大災害(?)が発生していた可能性がある。

また、新里教授からは「今回の発掘成果も新しい発見があり、有意義な成果だった。引き続き本年度も調査を行っていく。」と報告がありました。
今年の夏には、これまでの洞穴内トレンチ調査と併せて、新たなトレンチでの調査を行うなど、今後の展望について述べました。