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【国際交流】駐日韓国大使館の公使参事官による講演会が行われました!

国際交流・語学教育
2017年12月7日(木)、駐日本国大韓民国大使館の李湖植(イ ホシク) 公使参事官による「日韓関係の概括」というテーマの講演会が、韓国語初級・中級合同クラスの学生を対象に、3号館203教室にて開催されました。



この講演会は、大使館の職員が地方の大学で日韓関係や文化、歴史などに関する講演を行うことで、両国の関係をより深化させたいという目的を持っており、今回は本学のグローバル教育支援センターの後援によって開催されました。

前半は、駐日本国大韓民国大使館の役割や、これまでの日韓関係の流れ、21世紀の日韓関係の変化などについて講演いただき、後半は質疑・応答の時間となりました。
講演会で李参事官は、21世紀の望ましい日韓関係は「共生と協力」であり、その共生と協力の構築のためには正しい歴史認識は欠かせないと述べながら、日韓の真の「心の触れ合い」に向けて、日本の若者は「戦前」両国の不幸な歴史を、韓国の若者は「戦後」日本の変化や発展像を、お互いに知り合う必要があると強調しました。
続く質疑・応答では、日韓の歴史問題に関する事から、今の韓国大衆文化の流行に関する質問まで、幅広く活発な意見交換が行われました。

  

また、講演会最後には、2018年2月に韓国平昌(ピョンチャン)で開催予定の冬季オリンピック・パラリンピックについても紹介があり、公式マスコットの「スホラン(Soohorang)」と「バンダビ(Bandabi)」が講演会記念品として参加学生全員に配られました。

今回の講演会は日々韓国語を学習する学生たちにとって、新たな日韓関係への視座を得る有意義な時間になったと思われます。