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【経環研】産学連携講座SB(ソーシャルビジネス)研究会、恩納村フィールドワークを開催致しました。

経環研
沖縄経済環境研究所では、2014(平成26)年12月20日(土)に恩納村恩納共同売店、恩納村山田共同売店にて第65回、第66回産学連携講座フィールドワーク学習を開催致しました。

☆恩納共同売店☆
<散策の様子>
 

<恩納共同売店での様子>
  

<恩納共同売店講演の様子>
組合長:又吉 薫(またよし かおる)氏
  

山田共同売店
<講演の様子>
 

<全体写真>




●受講者の感想です●

●大学院地域産業研究科2年次、20代男性
 集落の人を繋げる場としての役割が、共同売店の魅力であると思いました。現在は交通状況の変化や人が減少することで経営計画もシビアなものが求められているというので、大変が苦労があると思います。
この共同売店は、自分達の大先輩が生活の知恵として作り上げたものなので、集落に輝く財産として大切に守り利用していきたいと思いました。

●産業情報学部産業情報学科、20代男性
共同売店事業に明確な興味があったわけではないですが、知人の紹介で今回参加しました。
那覇市に住み、このような小売商店にあまり触れる機会が無かったので、経営者側の立場の話を色々と聞けてとても勉強になりました。私は将来、小売業界に就職したいと思っています。正直、このような個人商店がここまで色々と考えているとは思っていなかったので、、驚くとともに、知ることが出来てよかったです。

●経済学部経済学科4年次、20代男性
 最初の恩納共同売店は、規模が大きくて驚きました。反対に、山田共同売店は規模が小さく、経営は難しいんだなと思いました。恩納共同売店は、地理的要因もあると思いますが、雇用も生み出している点も含め、他の共同売店の参考になる可能性もあると感じました。これからも、共同売店への理解を深めて卒業論文に活かしたいです。

●産業情報学部産業情報学科4年次、20代男性
コミュニティーの形成など、共同売店について詳しく理解を深めることが出来ました。このシステムは沖縄、奄美でしか見られない貴重なもので、行政へのコミュニティーの場として成立していることをアピールし、補助などがうけられるといいなと思いました。

●産業情報学部企業システム学科3年次、20代女性
フィールドワークで恩納村にある共同売店を実際に見に行ってきた。直接見ること、感じることで、身近に感じることができた。公民館で貴重なお話も沢山聞くことが出来たので、とても良い経験となった。初めて行くお店ではあったが「昔なつかし」という感じで落ち着いた雰囲気があり、イイ所だと思った。

●一般参加者、40代女性
 講演会に参加させていただいた時、座学で学んだことの生の声、具体的な内容を知ることが出来てよかったです。また、周辺の環境との関わりの中から、経営の問題点を浮き上がらせていく内容となっていて面白かったです。先生のほか、‘‘とても鋭い質問‘‘(自分では思いつかない)が出されていて、考えさせられる内容もありました。有難うございました。

●本学法学部教授、50代男性
恩納共同売店と山田共同売店の現状と課題の違いがよく分かりました。

●大阪経済大学教授、60代男性
専門外の分野ですが、色々と勉強になりました。
平成27年の春には株式投資型クラウドファンディングが解禁されます。
株式投資型クラウドファンディングとは「新規・成長企業等と資金提供者とインターネットで結び付け、多数の資金提供者から少額ずつの資金を集める仕組み」のことです。このクラウドファンディングを共同売店に使えないかということを考え、組合長のお話を聞いていました。
しかし、お話を聞くと、地域の字の財産区には資金的な余裕があり、共同出資の経営が苦しくなければ、字直営の出番はないと納得したところです。


ご参加頂き、有難うございました。平成27年1月のソーシャルビジネス研究会は1月24日(土)に開催致します。決定次第、本学ホームページ等で告知致します。多くの皆様のご参加お待ちしております。



<お問合せ先>
 沖縄国際大学
 教務部研究支援課
 TEL:098-893-7967
 FAX:098-893-8937
 Email :leechr@okiu.ac.jp