沖縄国際大学沖縄経済環境研究所のプロジェクト「若年者雇用の国際比較」において、村上了太所員と髭白晃宜所員がドイツ連邦職業教育訓練研究所(Bundesinstitut für Berfsbildung)およびフランスの職業紹介所を訪問しました。ドイツではボンにある本部を訪ね、イザベル・ル・ムイユール(Isabelle Le Mouillour)氏やクリスティアーネ・エーバルハルト博士（Dr.ChristianeEberhard）と若年層の雇用対策に関する意見交換を実施しました。このBiBBとは、特に中小企業と教育機関の双方の調整を行いながら職業教育システムを開発するところに特徴があります。なお、イザベル氏は以前本学にご訪問頂きました。また、フランスでは、さらに具体的な事例としてディションにある職業紹介施設（La Mission locale de l'arrondissement de Dijon）を訪問し、特に若年層を中心とする地域の雇用状況を視察しました。これらの視察・調査研究は、特に若者の雇用状況が深刻な沖縄に対してなにがしかの示唆を与えるものであり、キャリア教育への活用が期待されます。

【調査研究の様子】