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【南島研】第204回シマ研究会を開催しました

南島研
南島文化研究所では、第204回シマ研究会を開催しました。
学内、学外あわせて合計47名の方々に参加いただき、質疑応答も活発に行われました。

【第204回シマ研究会】
テーマ:食器類からグスク時代の文化と社会を考える

日時:2018年5月14日(月)
会場:沖縄国際大学 南島文化研究所会議室(13号館1階)
講師:新里亮人(伊仙町教育委員会・学芸員)
コメンテーター:山本正昭(沖縄県立博物館・美術館・主任学芸員)
司会:宮城弘樹(沖縄国際大学総合文化学部・講師)

 









 


 

《参加者からの声・印象に残ったこと》アンケートより一部抜粋 

■南島文化研究自体がはじめてなので、とても新鮮でした。食器ひとつでもその時代を読み解くカギになるのに興味を持ちました。

■考古学が古くさいと思っていたが、今回の発表で考古学に対する見方が変わりました。大変興味深い講演でした。

■出土物の数で「精製陶磁器」が多く、土器が少ないとの事で。逆に思えるような結果が出ていたこと。「良品は少ない」、「粗悪品は多い」と通常考える概念を考え直し、捉え直しする機会となりました。

■どの地域でも身分によって使う生活品が決められており、それが社会を表しているという仮説に対して、様々な土器を統計、分類し実際はそうとも限らないという結果に至ったのはとてもおもしろいと思いました。

多くの皆様のご参加、誠にありがとうございました。