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【南島研】第28回南島研セミナーを開催しました

南島研
第28回南島研セミナーを開催しました。



【第28回南島研セミナー】


テーマ:

ハンセン病回復者の社会復帰の困難 

―宮古南静園を中心に―



講 師:山田富秋 松山大学人文学部教授(沖縄国際大学国内研究員)

司 会:岩田直子 南島文化研究所所員・沖縄国際大学総合文化学部教授




開催日時:2018年2月6日(火)午後4時20分~5時50分


開催場所:沖縄国際大学 13号館1階会議室  

 
【参加者からの声】アンケートより一部抜粋

・これまで、あまり深く学ぶことがなかったテーマだったので、新たな発見が多くあった。これから行うインタビュー結果から最後のまとめに期待しています。(40代男性)


・まず、病気と原因菌を同一視し、その根絶を目指すという考えは、生物学あるいは工学的な短絡的発想であって、それがそのまま社会政策となり、権力と結びついた形で、患者の収容、隔離に結果したことの、テクノクラー人の罪深さを思いました。加えて、スティグマとして、患者の方々にとって深く内面化される形で、社会参加から遠ざけられてきたことを再認識しました。医師が、知念さんの当事者性を活かしたケースワークのお仕事の意義を理解できなかったことを知り、この問題の深さを感じました。(30代男性)



・「インテグレーション」という概念を初めて学習しました。知念氏の“転勤問題”を通して解明される国の政策と、それに翻弄される当事者・社会等の有様が改めて浮き彫りにされ、私にとってはこのようなとらえ方があることに目からウロコの思いで聞きました。レジメ最後まで聞きたかったです。問題が深いだけに時間が短いと感じました。(60代女性)




多くの皆さまのご参加、誠にありがとうございました。