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【経環研】沖縄経済環境研究所設立10周年記念フォーラム「沖縄の自律・自立へ向けた持続可能な発展」を開催致しました。

経環研
 沖縄経済環境研究所では、2018(平成30)年11月17日(土)に設立10周年記念フォーラムを開催致しました。
 フォーラムでは、まず、「経済成長、生産性の制度」(宮城)、「離島における再生可能エネルギーの現状と展望~エコアイランドを目指す宮古島と奄美群島」(呉)、「労働雇用問題から見てくる県経済の自立化の課題」(名嘉座)、「観光地振興・環境保全を目的とした観光関連税」(上江洲)、「小規模離島自治体における一括交付金の活用~離島振興に向けた取組事例から~」(平敷)をテーマに沖縄の現状と課題について5名の所員が報告を致しました。
 次に、パネルディスカッションでは、各所員の報告を受け、沖縄の自律(自立)へ向けた持続可能な発展に向けた取り組みについて、会場の参加者を含め議論を深めました。

【フォーラムの様子】
        
開会の挨拶: 名嘉座 元一         司会: 前泊 博盛
(沖縄経済環境研究所所長・経済学部教授)  (沖縄経済環境研究所所員・経済学部教授)


             <第1部 パネル報告>

        
報告者: 宮城 和弘            報告者: 呉 錫畢 
(沖縄経済環境研究所所員・経済学部教授)  (沖縄経済環境研究所所員・経済学部教授)

        
報告者: 名嘉座 元一           報告者: 上江洲 薫 
                      (沖縄経済環境研究所所員・経済学部教授)     


報告者: 平敷 卓
(沖縄経済環境研究所所員・経済学部講師)

         <パネルディスカッションの様子>

        


        



閉会の挨拶: 根路銘もえ子
(沖縄経済環境研究所副所長・経済学部准教授)


≪参加者の感想≫
●本学学生 20代 女性
パネルディスカッションで事前に配られた資料に答えていく形式が良かった。
質問も紙に書いたものだと時間短縮になってgood
先生方の話をきけてとても勉強になった。

●一般 40代 女性
新たな沖縄振興計画の策定時期が迫っている中、どこにターゲット当てるべきなのかが、報告を聞いてイメージできたと思う。一括交付金の使い道もハードからソフトへ転換していくべきだということがわかりました。

●一般 40代 男性
県内経済界、経済団体、経済研究所同志の意見交換、議論をもっと多くもって内容も深掘りできればすばらしいと思いました。
生産性向上、人材育成の観点では特に県内中小企業経営者の考えていること意識をふまえた考察が重要だと考えます。

●一般 50代 女性
自治体職員です。とても参考になりました。
議員の皆さんからは、せっかく一括交付金があるから事業をやってほしいとすごくすごく要求され、一方で地方税の使途が扶助費に回せない矛盾があります。議員先生に聞かせたい!!

●一般 50代 男性
沖縄県の諸課題について、説明をいただきありがとうございました。
沖縄県をよくするためには、やはり人材育成であることを強く思いました。

●一般 60代以上 女性
自律・自立の入口を勉強でき、よかった。今後も続けて開催してもらいたい。

●一般 60代以上 男性
他府県には無い「沖縄総合事務局」とその有無による必要性(メリット、デメリット)を検討して県民に知らせてもいいのではないか、と思います。(北海道開発庁(?)は以前聞いたことはありますが・・・)

●一般 60代以上 男性
新たな視点からの提言でよかったと思います。
沖縄の産業の分析をすることにより、強みと弱みが見えてくると思います。強みを生かし、弱みを克服することで、沖縄の経済、県民の所得、貧困等の克服ができると思います。自立経済のためには、沖縄出身の経営者を増やすこと、そのためには人材育成が重要と思います。
研究所の方々の沖縄研究と県民への発信、期待しております。ありがとうございました。

多くの方々にご参加いただき、誠に感謝致します。
今後ともよろしくお願いいたします。


《お問い合わせ》
 沖縄経済環境研究所
 研究支援助手 大城
 TEL:098-893-7967(内線6120)
 FAX:098-893-8937
 E-MAIL:leechr@okiu.ac.jp