産業総合研究所は８月１７日（金）、１３号館１階研究所会議室において、平成２４年度第２回研究会を上海対外貿易学院大学日本経済研究センター主任・教授の陳子雷氏を講師にお招きして開催しました。


　　

　　

　　
今回は「中国経済の高度成長は続くか」をテーマに報告していただきました。
フロアからも様々な質疑をいただき、大変有意義な内容となりました。
多数のご参加をいただきまして、誠にありがとうございました。
〈お寄せいただいた感想〉
■中国の動向は世界の経済動向に大きな影響を持つものであり、中国の今後の課題や都市化・工業化に向けて動いている状況を知るには有意義であった。
■今後も７％位成長すれば、高度経済成長と言えるとのご指摘は印象に残った。
■輸出主導型の経済成長は転換期を迎えており、新たな成長モデルとして「製造業の生産方式を、伝統的方式から現代的方式へ」、「生産拠点を、沿岸部から内陸部へ」、「国民の生活様式を、農村型から都市型へ」等といった転換（変革）が求められているとの先生のご意見は非常に興味深かった。又、その転換（変革）への取り組みは、じっくり時間をかけることが重要であるとのご指摘は印象に残った。