文字サイズ

ニュース

『うまんちゅ定例講座』第9回「沖縄県内主要企業の盛衰」を開催いたしました!

公開講座
うまんちゅ定例講座 第9回「沖縄県内主要企業の盛衰」岩橋 建治(産業情報学部 准教授)を開催いたしました!!

沖縄県内の企業と聞いて、思い浮かぶ企業はどれくらいあるでしょうか??おそらくほとんどの人たちが、どこかしらの企業の名前が出てくると思います。今回の講座では、沖縄県を代表とする主要企業とその業種が、1978年から2018年までの40年間でどのような変容を遂げたのかを確認するところから始まりました。まずは1978年の売上高ランキングトップ10!この頃は、総合建設や製糖業、海上輸送の企業がトップ3を占めていたようです。40年前の事ですので、今は現存していない企業も・・・。その10年後の1988年の売上高ランキングトップ10!には、製糖業と海上輸送がランク外になり、新たに農業協同組合や石油精製がランクインしてきます。それと同じくこの頃より、スーパー3社がランクインし本格的に台頭し始めます。スーパー3社といえば今や沖縄県内ではなくてはならない存在の3社ですが、この頃より頭角を現してきたという事がわかります。全業種の中でも、過去40年間最も売り上げを急成長させた業種が小売業(スーパー)でもあります。続いて2008年の売上高ランキングトップ10!は総合建設と農業協同組合がランク外になり、新たに携帯電話サービス、コンビニエンスストア、病院や航空会社などがランクインします。2000年代に入り、多様なサービス企業が本格的に台頭し始めます。今やスーパーとの業務提携や、全都道府県への出店を達成したコンビニブランドの沖縄上陸など、コンビニ業界も熱いです!そして、2018年の売上高ランキングトップ10!は新たに遊技場がランクイン!病院とコンビニエンスストアも順位を上昇させ、サービス企業の多様化をより進化させているようです。
1978年から2018年の40年間で、企業や業種の大幅な変容が容易にわかり、未来を展望するための貴重な研究成果となります。これからも企業や業種の変容は繰り返され、サービス経済化の更なる進化やテクノロジーそのものの進化、企業としての多角化と事業再編などと、2020年以降、沖縄の企業の成長に関わってくるのではないかということでした。沖縄県を代表する主要企業とその業種が長期的にどのように変化したのかを図表で分かりやすく説明し、受講者の方々の中にも実際にその企業で働かれていたという方もいらっしゃり、講師と受講者が対話するような場面も見受けられ、当時の事を思い出し、当時の時代背景に伴う経済状況などを再確認するなど、貴重な時間となりました



✿参加して頂いたみなさまの声✿
●日頃から身近に感じている企業をこのように体系的に知ることができ、新鮮でした。売上など数字に関しても全体からの把握でとても分かりやすく、興味深く聴講出来ました。ラストの展望はとても参考になりました。岩橋先生のデータの説明の合間のちょこっとした解説が面白かったです。

●今回、講座を聞き、そうであったと振り返ることが出来ました。これからの子どもたちの就職などいろいろ考えさせられる機会となり大変良かったです。

●県内企業の変遷という身近なテーマを図表グラフを使ってまとめて下さったので、大変分かりやすかったです。難しい理論なくとも図やグラフを以て、企業の傾向が目で見て理解出来ました。今日の講座をもっと多くのサラリーマンや企業経営者に聞かせたかった!

参加して頂いた皆さま、ありがとうございました。

次回のうまんちゅ定例講座は・・・最終回です。
 10月12日(土)第10回「コンピューター技術の発展と可能性」大山 健治 (産業情報学部 講師)です。

みなさまのご参加お待ちしております。