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本学サークルTeen support room沖種が2018年度沖縄県ベスト育児制度賞に選ばれました!

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宜野湾市役所と本学のボランティアサークル「Teen support room沖種(おきだね)」による「ひとり親家庭子どもの生活・学習支援事業」が、2018年度沖縄県ベスト育児制度賞に選ばれ、その受賞伝達式が10月16日に宜野湾市役所でありました。

ベスト育児制度賞とは、一般社団法人日本子育て制度機構が年に一度、選考基準(孤立・困難に直面する抑止になると思われること、他の地域でも実施することが可能であること、地域の独自性があること)に沿ってノミネートされた子育て支援制度やサービスについて、最も優秀と思われる制度を都道府県別に表彰しているもので、同賞受賞は沖縄県内初となりました。
伝達授賞式では、松川市長から激励のお言葉をいただき、私たち大学生が取り組んでいる活動の重要性を改めて実感しました。



宜野湾市役所とTeen support room沖種が協働で行っている事業は、宜野湾市内ひとり親家庭の中学生を対象に、居場所づくりや学習のサポート、体験活動等を行い、中学生の将来の視野を広げ、自己肯定感を高めることを目的としています。ひとり親家庭の子どもたちの多くは、学習への拒否感が強く、自尊心が低いことが特徴として挙げられます。そのような中学生に対して沖種では、年の近い大学生が関わることで、中学生のモデルとなって、一緒に将来について考える過程で、小さな成功体験を積み重ねることにより、中学生の自己肯定感を高めていけるようサポートしています。

沖種の活動に参加している中学生には、学校や部活動には行けなくても、沖種に居場所を求めて来てくれる中学生もおり、沖種が中学生にとって居心地の良い場所になっていることを大学生も実感しています。
また、大学の課題や将来に向けての勉強でうまくいかなかったり、失敗したときも、沖種の活動に参加すると、中学生と大学生がいつでも変わらず温かく受け入れてくれるので、サポートする大学生にとっての居場所にもなっていると感じています。

今後も中学生がそれぞれの将来に向かって歩んでいけるようにサポートしていきますので、沖種の活動を見守っていただけるとうれしいです。