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【南島研】第216回 シマ研究会を開催しました

南島研
南島文化研究所は、第216回 シマ研究会を開催しました。学内、学外から、多くの方々にご参加いただきありがとうございました。

【第216回 シマ研究会】

■テーマ:
「民謡・伝説に見る琉球王朝の苛政」

■報告者
平敷 武蕉(文学同人誌「南溟」編集責任者)

■コメンテーター
村上 陽子(南島文化研究所 所員)

■司会
崎浜 靖(南島文化研究所 所長)

■報告概要
一、首里城とは何であったか
 マスコミの首里城復興を巡る「狂騒」 -「沖縄の象徴」「沖縄文化の誇り」
 「沖縄のアイデンティティー」「沖縄観光のシンボル・ 目玉」

二、民謡・伝説に見る琉球王府の治世
 「ちんだら節」と「マーペー伝説」、「赤馬節」の真実、小説にみる王府の治世、牧志朝忠の場合等。




写真1:平敷 武蕉(文学同人誌「南溟」編集責任者)


写真2:村上 陽子(南島文化研究所 所員)


写真3:崎浜 靖(南島文化研究所 所長)


写真4:開催の様子

《参加者の感想》アンケートより一部抜粋 
・民衆の苛政に対するしたたかな生き方を、民謡から読み取ることができるという点が興味深かった。

・沖縄本島、宮古、八重山で、圧政の差があったことに驚きました。

・首里城を多面的に捉えた視点を興味深く拝聴できました。

・基礎知識がなかったですが、深く知ることができる良い機会となりました。

・琉球王府が賛美される独立国であったという世論がある中で、庶民から搾取し、圧政をしていた側面があることを伝説や民謡から明らかにした点に感銘を受けた。