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【FD】2022年度研修会を開催しました

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本学では、 「教育・学修に関する事業」のうち、「FD事業」の一環として、学習目標の「何を学び、身に付けることできるのか」を意識した成績評価におけるルーブリックの導入及び活用を検討しております。
昨年度の学内事例紹介に続き、今年度は学外より講師を迎えルーブリックの理論と作成の基礎に関する研修を行いました。

タイトル:自律的な学習者を育むルーブリックの導入
講 師:岩﨑千晶(関西大学教育推進部 教授)
日 時:2022年11月18日(金)15:30~17:00

参加者からは、以下のような感想が寄せられました。

・本評価手法を有意味なものに仕立て挙げるためには、講師の方のように、高い専門性と確かな知見を有する方のサポートを受けられる体制が必須であると実感した。
・プレゼンやレポート評価の可視化方法に関する動向を知ることができ、有意義な勉強会となりました。担当する講義やゼミにおいて導入したいと考えています。
・ルーブリックの意義などよく理解できました。その上でですが、大学が人知の最先端を試行錯誤しながら切り拓いている研究・教育機関であることを考えると、ルーブリックの設定が困難な講義等が多くあり得ると考えます。そのため今後の展開として、何にでもルーブリックの網をかけてしまうということには慎重であってほしいと思いました。"
・具体事例に基づいた実践的な研究内容であった。自分も取り組んでみたいと思うようなご講演で有益な情報が得られた。
・ルーブリックの基礎から、他大での利用状況、そして実際に利用する際の留意点などまで知ることができました。色々考えながら、取り入れていってみたいと思います。
・これまで学生に対してレポートや試験の論述などの評価基準を示してきたつもりでしたが、不十分だったことを自覚しました。また、学生の自律的学習のためにルーブリック評価表を作成することの有用性について、実例を交えて話して頂けたのでとても勉強になりました。

教学課