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【南島研】第222回 シマ研究会(オンライン)を開催しました

南島研
南島文化研究所は、第222回 シマ研究会をオンラインで開催しました。
県内、県外からオンラインにて多くの方々にご参加いただきました。

【第222回 シマ研究会】

■テーマ:
「故郷との「つながり」を考える―南米の沖縄移民社会の形成から「復帰」をめぐる運動まで」

■報告者
月野楓子(南島文化研究所 所員)

■コメンテーター
崎濱佳代(南島文化研究所 所員)

■司会
岩田 直子(南島文化研究所 所長)

■報告概要
沖縄から海外へは多くの人々が渡航し、沖縄出身及び沖縄にルーツを持つ人は世界に約42万人いると言われる。本報告では「世界のウチナーンチュ」への今日的な関心の高さから時代を遡り、移民社会の基盤が作られた時期に着目する。アルゼンチンを事例として沖縄から海外へ移民した人々の歴史を振り返るとともに、移民社会におけるエスニックメディアや団体形成の分析を通して、故郷と「つながる」ことの意義を考えたい。



写真1:月野楓子(南島文化研究所 所員)


写真2:崎浜佳代(南島文化研究所 所員)


写真3:岩田直子(南島文化研究所 所長)

《参加者の感想》アンケートより一部抜粋
・月野先生、貴重な発表お疲れ様でした!とても勉強になりました。沖縄の移民に関してなかなかアルゼンチンは取り上げないので先生の研究がとても貴重と思います。今後の研究の発表も楽しみにしています。Muchas gracias! 崎濱先生のコメントもジェンダーの視点からとても重要と思います。先生も今後の研究の成果を楽しみにしています。今日イベントはとても良かったです。どうもありがとうございました!!
・これまで漠然としていた沖縄移民問題の認識が,明解なご説明のおかげで,かなり深まったように思います。