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【南島研】第224回 シマ研究会(オンライン)を開催しました

南島研
南島文化研究所は、第224回 シマ研究会をオンラインで開催しました。

【第224回 シマ研究会】

■テーマ:
「司法統計からみる沖縄の刑罰と更生保護」

■報告者
荻野太司(南島文化研究所 所員)

■コメンテーター
小西由浩 (法学部 地域行政学科 教授)

■司会
岩田 直子(南島文化研究所 所長)

■報告概要
 沖縄県の犯罪と非行は、刑法犯における成人に対する少年比の高さに代表されるように、少年非行の深刻さが特徴づけられると一般的に言われます。これまで一部のマスコミや研究者は、特に個々の事例をもって、沖縄における非行の深刻さを喝破してきました。しかし、その一方で、沖縄の成人の犯罪現象が他の都道府県に比して深刻であるという言説はあまり目にすることがありません。その背景には何があるのでしょうか。本報告では、これまで報告者が行ってきた司法統計年報などの分析をもとに、全国平均と比較し沖縄の刑罰と更生保護の現状を紹介しつつ、その背景について序論的検討を試みることにしたいと思います。




写真1:荻野太司(南島文化研究所 所員)


写真2:小西由浩 (法学部 地域行政学科 教授)


写真3:岩田直子(南島文化研究所 所長)