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【南島研】第225回シマ研究会を開催しました

南島研
南島文化研究所では、第225回シマ研究会「沖縄戦と食糧問題」を開催しました。

■開催日時
 2024年5月27日(月)16:20~17:50
■開催場所
 沖縄国際大学13号館1階会議室

■講師
謝花直美(南島文化研究所 特別研究員)

■コメンテーター
秋山道宏(南島文化研究所 所員)

■概要
戦後79年目の現在沖縄戦の記録は続けられ、研究も深化している。しかし、戦の中で生き抜こうとしてきた人々が直面した食糧問題、飢餓や餓死については、これまでまとまった記録や研究は十分に行われてこなかった。今回宮古島と沖縄島北部の食糧問題と飢餓について、軍民関係の変化を軸として報告する。

写真① 沖縄戦と食糧問題について報告する 謝花直美 特別研究員


写真② 報告の様子


写真③ コメンテーター 秋山道宏所員


写真④ 質疑応答の様子


写真⑤ 司会 岩田直子所長


参加者の感想(アンケートより一部抜粋)
・北部疎開による食糧不足は悲惨であったことはよく聞くのですが、ウマや米の事例からより具体的に悲惨さを感じることができました。
・沖縄戦を食糧問題から考えたことがなかったので、謝花先生から学ぶことができて良かったです。
・戦争が始まる前から、食糧の供給が追い付かないことが分かったうえでの戦争は、どのように乗り切ろうと考えていたのか気になりました。