【産業研】令和6年度 第5回研究会「金武町における観光視点の“タッチポイント”の考え方」を開催いたしました
産業研
沖縄国際大学産業総合研究所では、2024(令和6)年度 第5回研究会を下記のとおり開催いたしました。
■テーマ:「金武町における観光視点の“タッチポイント”の考え方」
■講 師: 喜久山 哲郎 氏 <一般社団法人 金武町観光協会 事務局長>
■日 時: 2024年8月1日(木)16:20~17:50
■場 所: 沖縄国際大学13号館1階会議室
■参加人数: 32名(対面 / Zoom)
■報告概要
まずは、“金武町”とはどんな町なのか?を基地・自然・特産物等のポイントを交えながらイメージしてもらいます。
そして、観光視点のタッチポイントとは、“金武町”(ブランドイメージや特産品・農産物・イベント等)と観光客(県内外)をつなぐ“接点”と考えます。
具体的には、“金武町”を認知してもらったり、観光客(県内外)との関係性を深めたりするための機会や場所、ツールなどを指しており、さらにオフライン・オンラインの切り口でタッチポイントを過去6年間の事例等を踏まえながら、改めて整理・検証してみたいと考えます。
今回は、協会テーマ「今も、100年後も金武町はオモシロい」をどう目指していくか、皆さんと共有出来ればと思います。
【写真1】集合写真(左から)
■【参加者からの感想】
●金武に足を運ぶ人がどれくらいいるのか。観光客数や層が明確になると、さらに力を入れるべき場所が発見できると考えた。また、ビーチにはキャンプ帆船の方々が多く訪れ、海外の様な雰囲気が味わえるということを活かせると思った。例えば、ビーチ周辺の飲食物をアメリカンなBIGサイズにしたり、ジャンクフードの提供を行い、他のビーチとは違った魅力を出せると考える。でも、北谷ともコンセプトがかぶらないように工夫する必要が重要になる。【20代・学生】
●私は将来、沖縄の観光に関わる仕事に就きたいと考えていたので、今回、観光のタッチポイントについての話を聞けて、考えることが多かった。【20代・学生】
●これからさらに発展していき、沖縄の観光地の中心となるであろう中部・北部の中で、金武町がどの位置にいて、どのように魅力発信の工夫をしているか学べました。【10代・学生】
●伊芸のサービスエリアに、観光バスが来る際に、上下線で観光客の購入する商品が違うと聞いて、上りは空港に向かうのでお土産を買う人が多く、下りは向かう時なので手軽に食べられるお持ち帰りの商品を買う人が多いことが分かりました。同じ場所でも、訪れる時の状況によって買うものが違うところが、興味深いと思いました。【20代・学生】
● 今回の研究会は授業があったり、途中参加という形になったため、捉え方が当たっているかわかりませんが、金武町は自然や特産品が素晴らしくても、伝わっていなければ意味がないと知りました。そのため、魅力を伝えるために色々と渡来しなければならないと分かりました。
金武町の意外なタッチポイントとして、車15分で行き来することのできるおんなそおや金武町の物産があるサービスエリア、夜のゴルフ場を活用し、エイサーを行ったりしていると知りました。【10代・学生】
●今回のお話の内容で、金武町が数多くの観光客に対するアプローチを行っていることを初めて知りました。特に、キャラクターやタレントともに作るだすタッチポイントは、県内・県外問わず海外の方を数多く待ちに呼び込むことができる方法であり、私も金武町に行きたいと興味が湧きました。また、キャラクターをもちいて、最中アイスやたいやきを販売されており、これらの商品を金武町の中でのみ提供するのではなく、近くのサービスエリアなどの道中で販売することも、町のPRにはつながるのではないかと思いました。【10代・学生】
●金武町を再発見できました。地元でも実施したらより効果があると思います。【70代・一般】
●強みを生かしてタイアップや商品開発をしているのが印象的でした。【30代・一般】
●キャンプハンセンという県外にはない土地の利点を生かすことの大事さを学んだ。今日学んだことを忘れずに将来に生かしたい。【10代・学生】
●金武町は基地が近いことから、観光客だけでなく、基地の人もターゲットにしているということを初めて知った。【10代・学生】
●金武町は米軍の方々との交流や、海外風の新開地などがあることがわかった。SNSで北谷のアラハビーチやサンセットビーチなど「海外のビーチみたい!」と紹介されてバズっている投稿をよく見るので、日本人の観光客は割と海外っぽい雰囲気を求めていると思う。これから、金武町もSNSでそのようなPRを行うと効果的だと思った。【20代・学生】
●喜久山事務局長、講話ありがとうございました。
金武町は基地の町というイメージがかつてありましたが、返還跡地においてギンバルリゾートエリアとして整備が進み、金武町が熱い地域であることが分かりました。
特に喜久山事務局長が述べている「金武町のタッチポイント」として様々な取り組みをしていること、顧客との接点づくりが勉強になりました。【30代・研究員】
●金武の米兵をインバウンドと考えてアプローチしていく手法がユニークに見えて実は現実的だと感じました。【60代・一般】
●大変興味深いお話でした。他の地域の取組にもヒントになることが多かったと思います。キャンプハンセンがインバウンドとして扱われる発想もいいと思いました。【70代・一般】
講師の喜久山 哲郎 先生、対面会場およびZoom会場に来ていただいた皆様、長時間にわたって第5回研究会にお付き合いくださり、誠にありがとうございました。心から感謝を申し上げます。
《お問い合わせ》
沖縄国際大学 産業総合研究所
TEL:(098)892-1111(内)6109
FAX:(098)893-8937
E-mail:sanchr@okiu.ac.jp
■テーマ:「金武町における観光視点の“タッチポイント”の考え方」
■講 師: 喜久山 哲郎 氏 <一般社団法人 金武町観光協会 事務局長>
■日 時: 2024年8月1日(木)16:20~17:50
■場 所: 沖縄国際大学13号館1階会議室
■参加人数: 32名(対面 / Zoom)
■報告概要
まずは、“金武町”とはどんな町なのか?を基地・自然・特産物等のポイントを交えながらイメージしてもらいます。
そして、観光視点のタッチポイントとは、“金武町”(ブランドイメージや特産品・農産物・イベント等)と観光客(県内外)をつなぐ“接点”と考えます。
具体的には、“金武町”を認知してもらったり、観光客(県内外)との関係性を深めたりするための機会や場所、ツールなどを指しており、さらにオフライン・オンラインの切り口でタッチポイントを過去6年間の事例等を踏まえながら、改めて整理・検証してみたいと考えます。
今回は、協会テーマ「今も、100年後も金武町はオモシロい」をどう目指していくか、皆さんと共有出来ればと思います。
【写真1】集合写真(左から)
■司会:上原彰公 ■所員:李相典 ■講師:喜久山 哲郎 ■所長:原田優也 ■副所長:髭白晃宜
【写真2】講師:喜久山 哲郎 先生
【写真3・4・5・6・7・8・9・10・11】研究会の様子
【写真2】講師:喜久山 哲郎 先生
【写真3・4・5・6・7・8・9・10・11】研究会の様子
■【参加者からの感想】
●金武に足を運ぶ人がどれくらいいるのか。観光客数や層が明確になると、さらに力を入れるべき場所が発見できると考えた。また、ビーチにはキャンプ帆船の方々が多く訪れ、海外の様な雰囲気が味わえるということを活かせると思った。例えば、ビーチ周辺の飲食物をアメリカンなBIGサイズにしたり、ジャンクフードの提供を行い、他のビーチとは違った魅力を出せると考える。でも、北谷ともコンセプトがかぶらないように工夫する必要が重要になる。【20代・学生】
●私は将来、沖縄の観光に関わる仕事に就きたいと考えていたので、今回、観光のタッチポイントについての話を聞けて、考えることが多かった。【20代・学生】
●これからさらに発展していき、沖縄の観光地の中心となるであろう中部・北部の中で、金武町がどの位置にいて、どのように魅力発信の工夫をしているか学べました。【10代・学生】
●伊芸のサービスエリアに、観光バスが来る際に、上下線で観光客の購入する商品が違うと聞いて、上りは空港に向かうのでお土産を買う人が多く、下りは向かう時なので手軽に食べられるお持ち帰りの商品を買う人が多いことが分かりました。同じ場所でも、訪れる時の状況によって買うものが違うところが、興味深いと思いました。【20代・学生】
● 今回の研究会は授業があったり、途中参加という形になったため、捉え方が当たっているかわかりませんが、金武町は自然や特産品が素晴らしくても、伝わっていなければ意味がないと知りました。そのため、魅力を伝えるために色々と渡来しなければならないと分かりました。
金武町の意外なタッチポイントとして、車15分で行き来することのできるおんなそおや金武町の物産があるサービスエリア、夜のゴルフ場を活用し、エイサーを行ったりしていると知りました。【10代・学生】
●今回のお話の内容で、金武町が数多くの観光客に対するアプローチを行っていることを初めて知りました。特に、キャラクターやタレントともに作るだすタッチポイントは、県内・県外問わず海外の方を数多く待ちに呼び込むことができる方法であり、私も金武町に行きたいと興味が湧きました。また、キャラクターをもちいて、最中アイスやたいやきを販売されており、これらの商品を金武町の中でのみ提供するのではなく、近くのサービスエリアなどの道中で販売することも、町のPRにはつながるのではないかと思いました。【10代・学生】
●金武町を再発見できました。地元でも実施したらより効果があると思います。【70代・一般】
●強みを生かしてタイアップや商品開発をしているのが印象的でした。【30代・一般】
●キャンプハンセンという県外にはない土地の利点を生かすことの大事さを学んだ。今日学んだことを忘れずに将来に生かしたい。【10代・学生】
●金武町は基地が近いことから、観光客だけでなく、基地の人もターゲットにしているということを初めて知った。【10代・学生】
●金武町は米軍の方々との交流や、海外風の新開地などがあることがわかった。SNSで北谷のアラハビーチやサンセットビーチなど「海外のビーチみたい!」と紹介されてバズっている投稿をよく見るので、日本人の観光客は割と海外っぽい雰囲気を求めていると思う。これから、金武町もSNSでそのようなPRを行うと効果的だと思った。【20代・学生】
●喜久山事務局長、講話ありがとうございました。
金武町は基地の町というイメージがかつてありましたが、返還跡地においてギンバルリゾートエリアとして整備が進み、金武町が熱い地域であることが分かりました。
特に喜久山事務局長が述べている「金武町のタッチポイント」として様々な取り組みをしていること、顧客との接点づくりが勉強になりました。【30代・研究員】
●金武の米兵をインバウンドと考えてアプローチしていく手法がユニークに見えて実は現実的だと感じました。【60代・一般】
●大変興味深いお話でした。他の地域の取組にもヒントになることが多かったと思います。キャンプハンセンがインバウンドとして扱われる発想もいいと思いました。【70代・一般】
講師の喜久山 哲郎 先生、対面会場およびZoom会場に来ていただいた皆様、長時間にわたって第5回研究会にお付き合いくださり、誠にありがとうございました。心から感謝を申し上げます。
《お問い合わせ》
沖縄国際大学 産業総合研究所
TEL:(098)892-1111(内)6109
FAX:(098)893-8937
E-mail:sanchr@okiu.ac.jp