【経環研】2024年度 第2回研究会を開催しました。
経環研
沖縄経済環境研究所では2024年9月6日(金)に、村越直美先生(信州大学理学部理学科物質循環学コース・教授)をお招きし、沖縄経済環境研究所第2回研究会「自然災害と環境:海浜堆積物からわかる津波や海面変動」を開催いたしました。
報告内容
堆積学の基本は堆積物や地層中の「しましま」から情報を読み取ることです.これまで調査研究の対象としてきたしましまには「現在の地形・堆積物」と「過去の堆積物である地層」に加えて「実験水路を使って再現したもの」などがあり,過去と現世,堆積構造と形成プロセスを相互に結びつけて堆積物を理解することを理想としています.ここでは自身の研究を振り返って,12万年前の津波堆積物をはじめ,2004年インド洋大津波,2011年東北太平洋沖地震津波の堆積物調査などの事例を(ニュージーランド沖陸棚調査も可能なら)紹介し,それらの成果・理解をふまえて,元凶となった自然災害や地質時間で起こる環境変動をどう捉えるか考えます.
【研究会の様子】
講師:村越直美 氏(信州大学理学部理学科物質循環学コース 教授)
挨拶:伊藤拓馬 氏(沖縄経済環境研究所副所長・経済学部准教授)
沖縄地理学会会長挨拶:廣瀬孝 氏(沖縄地理学会会長・琉球大学教授)
<受講された方の感想>
●沖国大教職員 男性
説明がていねいで、とてもわかりやすかった。
●沖国大教職員 男性
ブーケット島におけるなき砂の分布からどこまでがビーチで、どこまで堆積物の分布範囲という視点に興味を持った(2004年インド洋大津波)。
ご参加いただきました皆様、誠にありがとうございました。報告内容
堆積学の基本は堆積物や地層中の「しましま」から情報を読み取ることです.これまで調査研究の対象としてきたしましまには「現在の地形・堆積物」と「過去の堆積物である地層」に加えて「実験水路を使って再現したもの」などがあり,過去と現世,堆積構造と形成プロセスを相互に結びつけて堆積物を理解することを理想としています.ここでは自身の研究を振り返って,12万年前の津波堆積物をはじめ,2004年インド洋大津波,2011年東北太平洋沖地震津波の堆積物調査などの事例を(ニュージーランド沖陸棚調査も可能なら)紹介し,それらの成果・理解をふまえて,元凶となった自然災害や地質時間で起こる環境変動をどう捉えるか考えます.
【研究会の様子】
講師:村越直美 氏(信州大学理学部理学科物質循環学コース 教授)
挨拶:伊藤拓馬 氏(沖縄経済環境研究所副所長・経済学部准教授)
沖縄地理学会会長挨拶:廣瀬孝 氏(沖縄地理学会会長・琉球大学教授)
<受講された方の感想>
●沖国大教職員 男性
説明がていねいで、とてもわかりやすかった。
●沖国大教職員 男性
ブーケット島におけるなき砂の分布からどこまでがビーチで、どこまで堆積物の分布範囲という視点に興味を持った(2004年インド洋大津波)。
《お問い合わせ》
沖縄経済環境研究所
研究支援助手 仲松
TEL:098-892-1111(内線6120)
FAX:098-893-8937
E-MAIL:leechr@okiu.ac.jp
沖縄経済環境研究所
研究支援助手 仲松
TEL:098-892-1111(内線6120)
FAX:098-893-8937
E-MAIL:leechr@okiu.ac.jp