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【法政研】第50回講演会を開催しました。

法政研
沖縄法政究所では2024年10月19日(土)に、江上能義先生(琉球大学・早稲田大学名誉教授)をお招きし、沖縄法政研究所第50回講演会「比嘉幹郎博士(政治学)の研究と活動 そして出会った人々」を開催いたしました。
当日は、北は名護市から南は糸満市まで80余名の皆様が本学13号館301教室で、江上先生のご講演に耳を傾けられていらっしゃいました。
講演中盤では江上先生とご一緒に比嘉幹郎先生の聞き取り調査を行われた宮城修先生(前琉球新報論説委員長)がコメンテーターとしてリモート登壇されました。
また、比嘉幹郎先生ご本人のゲスト登壇も叶い、講演会前半でのご挨拶のほか、後半では会場からの質問票の内容にお答えになる等、そのご健在ぶりと沖縄への深い愛情に触れることができました。
【講演会の様子】※画像クリックで拡大表示されます
講師:江上能義先生

比嘉幹郎先生のご挨拶の様子

会場の様子

宮城修先生のリモート登壇の様子

江上先生が比嘉先生へ「質問票」の内容をお尋ねする様子と質問にお答えになる比嘉先生の様子


【受講された方の感想】
(60代以上、男性)
新聞やTVには流れない情報(裏話しなど)が得られて興味深かったです。
貴重な体験をありがとうございました。
「歴史を残す」ことの大切さを強く感じました。

(50代、女性)
貴重なご講演をいただき、誠にありがとうございました。
激動の時代に政治を研究し実践なさった比嘉幹郎先生のお話を聴き、記録し、現在および将来の沖縄に伝えることは大変有意義な成果です。

(60代以上、男性)
比嘉幹郎先生の「予見力」にとても驚きました。
「沖縄の人の思いの代弁」という基本精神に感銘を受けました。

(50代、女性)
沖縄の現状を一人の人物を通して歴史からの視座で概観できて勉強になりました。

(20代、男性)
沖縄が「米軍基地の島」になる現状は、1949年から決まっていたようなものと知ってとても驚いた。
沖縄の現状の背景には沖縄差別や犠牲と強要された歴史によって求められた過去があることも分かった。
それによって、国と対立していて今も尚、沖縄の苦しい立場は変わらないが、それでも沖縄の人々の本来の復帰の目的の為には声をあげなければならない。
その為にも私たち若者が、この現状について考え、お年寄り、親世代とともに、沖縄県民が一位団結して闘わないといけない。
私もまだ未熟なので勉学に励み、知識を広げ、故郷である沖縄の未来のことを考える人間として成長したい。

ご来場いただきました皆様、誠にありがとうございました。