文字サイズ

ニュース

ニュース

【南島研】第228回シマ研究会「普天満宮洞穴遺跡調査の意義」を開催しました

南島研
南島文化研究所では、第228回シマ研究会「普天満宮洞穴遺跡調査の意義」を開催いたしました。
ご参加いただいた皆さま、関係各位に感謝申し上げます。

■概要
琉球列島において、旧石器時代(後期更新世)の遺跡は少なくない。しかしながら、約4万年前から約3万年間つづくその文化を復元するには、その判断材料が極端に少ない。そうしたなか、沖縄国際大学考古学研究室によって継続調査されている普天満宮洞穴遺跡は、約3万年~1万年前の人類の活動痕跡が残されていることが判明している。同遺跡の現在までの調査成果について解説し、その調査意義について述べていきたい。

■日時
2024年10月31日(木) 16時30分~18時00分

■場所
沖縄国際大学 13号館1階会議室・zoom配信

■講師
新里貴之 所員

■コメンテーター
大城逸朗(おきなわ石の会会長)

■司会
宮城弘樹 所員

■発表の様子

講師:新里貴之 所員


コメンテーター:大城逸朗氏(おきなわ石の会会長)


司会:宮城弘樹 所員


会場風景


zoom画像


■参加者の声(アンケートより抜粋)

・考古学教室の教育実践の中から大きな成果をあげられていることに、心から敬意を表します。

・沖縄島に約3万年前に定着した人類はどのような生活をしてたのか、どのように拡散していったのか、今後の研究が楽しみです。

・宜野湾市の洞穴遺跡の話からどんどん展開して琉球列島全体の旧石器時代の話になって、分かりやすい内容でした。

・新里先生の話に加えて大城先生の意見も合わさって、より深い知見を聞くことができました。