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【FD】2024年度FD研修会②『本学の「学修・教育成果指標(案)」』を開催しました

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本学では、FD事業の一環として、FD活動の実質化に関する諸活動を支援するためにFD支援プログラムを行っています。そのうち指定プロジェクトについてはFD委員会で策定し、メンバーを学内公募しています。
今回の研修会では、2023年度指定プロジェクト①として取り組んだ「本学におけるマクロレベル(大学全体)の学修・教育成果指標(案)」について、作成過程と内容をプロジェクトリーダーの経済学科 照屋翔大先生に報告していただきました。
また副学長の比嘉正茂先生より、教学マネジメント推進の必要性や本学のこれまでの取り組みについて説明があり、参加した教職員・事務職員の内部質保証に対する理解を促しました。

タイトル:2024年度FD研修会② 本学の「学修・教育成果指標(案)」について
講 師:経済学部 経済学科 准教授 照屋翔大(プロジェクトリーダー)
日 時:2024年12月13日(金)15:00~16:00



参加者からは、以下のような感想が寄せられました。
・教育の内部質保証という側面から、学修教育の成果指標を定め、育成すべき学生の資質・能力から、その資質・能力を育成するための到達目標を定め、到達指標としてのエビデンスを検討していかなければならないことがご説明からよく理解できた。一方で、今求められているのは、過去のテストのような知識を点数化できる学力だけではなく、さらに資質・能力(例えば態度や人間性等)を教育するという点で、資質能力を測定できる客観的なエビデンスを求めるのが難しい。よって、今提示されている学生アンケートだけを指標にするのは、学生の視点だけに偏り、客観性に乏しいため、このような客観性が今後の課題になり、その課題解決こそが内部の質保証につながるものだと考える。
・指標(案)が実際に可視化されることが大切。学習者本位の指標にも共感するが、本学の理念(目指す所)も疎かにはできない。IRを進め、見える化された情報を互いに共有する仕組みも重要。