【グローバル教育支援センター】2025年度日本語学・文化研修を行いました
国際交流・語学教育
6月30日~7月19日の約3週間、本学で日本語学習や文化体験を行う日本語学・文化研修を実施しました。国外協定校の韓南大学校(韓国)から10名、嘉泉大学校(韓国)から3名、FPT大学(ベトナム)から5名、東海大学(台湾)から1名の計19名の研修生を迎え、日本語の学習だけではなく、民泊体験やフィールドトリップに参加し沖縄と日本の伝統や歴史を学びながら本学学生との交流を行いました。
安里 肇 学長の激励のお言葉を頂き始まったWelcome Partyでは、本学で学ぶ多くの学生や留学生が参加し、楽しみながら国際交流が行われました。最初は緊張が見られた研修生も、徐々に打ち解けあう姿が見受けられました。
日本語の授業の合間に行われたフィールドトリップでは、海洋博公園・美ら海水族館、おきなわワールドや首里城見学などを行い、英語や韓国語が堪能な学生がサポートをしてくれたおかげで、より良い体験ができました。国立劇場おきなわでは、組踊ワークショップに参加し、組踊の歴史を学びながら沖縄民謡を歌ったり、組踊の基本的な動作を教わりました。
東村の小・中学生との交流会では、小学校1年生から6年生、中学1年生から3年生のクラスに数名ずつ研修生を割り当て、自国の文化や歴史についてプレゼンテーションを行いました。それぞれの国について、ゲームを交えて教えたり、パワーポイントを使ってお話をしたりと工夫をしながらプレゼンテーションを行いました。最後は、みんなで給食を仲良くおいしくいただき東村を後にしました。よみたん民泊では、民間家庭に2泊3日のホームステイをしました。ホストファミリーから沖縄の方言を教えてもらったり、読谷村の大自然を満喫したようです。お礼に研修生が各国のご飯を手作りしてホストファミリーに振舞ったそうです。
日本語の授業の一環として実施した日本・沖縄事情の授業では、研修生は浴衣を着用し、本学学生による日本の歴史や礼儀作法についての学習ブースを回り学習しました。ブースの一つには、茶道体験ブースもあり、茶道部の方々がお茶のたて方をレクチャーしながら、お茶と和菓子を味わいました。また、日本語学習の後半では、5号館1階ホールにて自国紹介の展示会が行われました。研修期間中に交流のあった学生や、国外協定校への留学に関心のある学生が多く参加していた様子が見受けられました。
最終日に行われたFarewell Partyでは、比嘉 正茂 副学長による修了証授与を行った後、研修を終えて学んだ事や感想を研修生がひとりずつ日本語で語ってくれました。
約3週間の短い期間でしたが、研修生それぞれに沢山の思い出や本学学生との深い交流が生まれ、別れを惜しみながら研修全日程を無事に終えました。