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新型コロナウイルス感染拡大に伴う対面授業等の取り扱いについて(緊急措置)

令和2年7月15日


理事長・学長 前津榮健
(危機管理対策本部長)


新型コロナウイルス感染拡大に伴う対面授業等の取り扱いについて(緊急措置)


 新型コロナウイルスについては、沖縄県の発表や新聞報道にもあるとおり、県外への渡航者や県外からの観光客などの新規感染者の発生にくわえて、7月にはいって在沖米軍関係者の感染者が急増しています。本学では、感染が危惧される学生・教職員については学内への入構を禁止するとともに大学への報告をもとめるなど、感染拡大の防止に努めていますが、安全・安心を最優先し、感染拡大を積極的に防止する観点から、在沖米軍関係の感染者も県内感染者とみなすと仮定するならば、現状は、沖縄県の警戒レベル指標の第3段階(感染流行期)に相当するものです。
 こうした状況をふまえ、本学は、事態の推移を慎重に見きわめるべく、7月17日(金)から7月22日(水)まで、緊急措置として、下記のとおり、対面授業、学生の学内施設利用・不要不急のキャンパスへの入構、学外で行う正課内外対面活動を原則禁止します。この間、授業は、現在対面授業が許可されているものも含めて、すべて遠隔授業や課題研究等の特例授業で実施することとします。
 なお、7月23日(木)以降については、7月30日(木)から予定されている学期末試験の実施もふくめて、沖縄県内の状況や教学上の重要性等も踏まえつつ7月22日(水)に対応を判断し、お知らせいたします。
 学生、教職員においては、マスクの着用・手洗い・消毒などの感染予防策を十分に行い、3密(密閉・密集・密接)となる場所や施設への立ち入りは極力避け、感染しない・させないためにも、十分な感染予防策を講じて下さい。また、新型コロナウイルスの感染や感染者との濃厚接触が疑われる場合および感染の症状がある場合には、学生はゼミの先生(アカデミックアドバイザー)や本学の健康相談室、学生課などに連絡して下さい。教職員も感染疑い等ある場合は本学の健康相談室、学生課などに連絡して下さい。
 対面授業が少しずつ開始されてきたなか、このような緊急措置を取らざるを得ず、大変残念でなりません。学生、保護者の皆様には、ご心配やご負担をお掛けいたしますが、安全・安心を最優先した緊急措置であることにご理解、ご協力の程、よろしくお願いいたします。



  【7月17日(金)から7月22日(水)まで原則禁止する事項】
   ◆対面授業
    ※この間の授業の補講については特例授業による実施を要請するが、対面授業に
     よる実施を必要とする場合は、特別補講期間(8月6日~8月31日)に行うこと
     とする。
   ◆学生の学内施設利用および不要不急のキャンパスへの入構
   ◆学外で行う正課内外対面活動
以上