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【学生各位(大学院生含)】6月2日(水)から6月22日(火)までの対面授業の オンラインによる特例授業への全面転換について

令和3年5月24日


学生各位
 (大学院生を含む)

理事長・学長 前津 榮健
(危機管理対策本部長)


6月2日(水)から6月22日(火)までの対面授業の
オンラインによる特例授業への全面転換について


 沖縄県内では新型コロナウイルス感染症の感染拡大が収まるどころか、感染者数が連日過去最高を更新するなど増加の一途を辿っており、本学においても、本学関係者の感染や濃厚接触等の報告が相次いでなされている状況にあります。加えて、5月23日には新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づき緊急事態宣言の適用対象地域に沖縄県も追加されました。これを踏まえて、沖縄県からは、大学に対して、「原則オンライン授業とし、困難な場合はクラスを分割した授業や大教室の活用などの実施により密を回避する」よう協力要請が出されております。
 本学では、授業時の収容人員を50%以下におさえ、総滞留人員を抑制するなど、対面授業の実施にあたっても密の回避に努めてきたところですが、現下の状況をふまえれば、沖縄県の要請に応え、さらなる感染拡大防止に努めなければなりません。そのため、6月2日(水)から6月22日(火)までの間は、対面授業をオンラインによる特例授業へ全面転換することといたします。
大学院についても、6月2日(水)から6月22日(火)までの間は、対面授業をオンラインによる特例授業へ全面転換します。

 本日5月24日(月)から6月1日(火)までは、特例授業への全面転換準備期間とします。授業担当教員の判断により、ひきつづき対面で授業が行われる科目もありますが、大学としては、受講生への丁寧な説明と周知の上、可能な限りすみやかにオンラインによる特例授業へ切り替えるよう求めているところです。講義形態の変更があった場合には、沖国大ポータル「授業連絡」や「学内連絡」、メール等で授業担当教員より連絡がありますので、各自見落としのないようご注意ください。

 沖縄県内の最近の感染動向を確認すると20代の感染者数の割合が非常に高い水準で推移しています。確かに、新型コロナウイルス感染症の罹患者のうち若年層については、無症状や軽傷で経過するものが多いとされてはいるものの、重症・死亡の事例や後遺症が残るケースも報告されており、中でも懸念されるのは、家庭内において重症化リスクの高い上の世代に感染させてしまうことです。さらなる感染拡大を防ぐためにも、学生のみなさんは、大学の内外を問わず、三密の回避や、手洗い、マスク着用、換気の徹底など基本的な感染予防対策にひきつづき努めてください。そして、緊急事態宣言に伴って沖縄県が休業要請・営業時間短縮を要請した飲食店等への出入り、大人数での活動、バーベキューや友人宅等での飲酒など感染する可能性のある行動をとることについては、厳に慎んでください。

 6月24日(木)以降の授業形態の取扱いについては、6月16日(水)前後に改めて告知します。