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募集領域 | 専門科目領域 | 領域必修科目 | |
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経済 | 地域社会経済システム | 地域社会経済の活性化・自立化という観点から、島嶼地域、アジア諸地域の事例分析に主眼を置く | ■地域社会経済システム特殊研究Ⅰ ■地域社会経済システム特殊研究Ⅱ ■地域社会経済システム特論 |
産業組織 | 産業システムの視点から、多様な地域経済・政策の分析に主眼を置く | ■産業組織特殊研究Ⅰ ■産業組織特殊研究Ⅱ ■産業組織特論 | |
沖縄・環境経済 | 沖縄経済 | 地域の視点から沖縄経済の構造の定性的・定量的分析に主眼を置く | ■沖縄経済特殊研究Ⅰ ■沖縄経済特殊研究Ⅱ ■沖縄経済特論 |
環境経済 | 企業活動と地域の環境という観点から環境の経済的価値に関する定量的分析に主眼を置く | ■環境経済特殊研究Ⅰ ■環境経済特殊研究Ⅱ ■環境経済特論 | |
経営 | 地域流通 | 国際流通を念頭に置いて定量的な地域流通の分析に主眼を置く | ■マーケティング特殊研究Ⅰ ■マーケティング特殊研究Ⅱ ■マーケティング・マネジメント特論 |
比較経営 | 国際比較の視点から日本的な企業経営のあり方についての分析に主眼を置く | ■比較経営特殊研究Ⅰ ■比較経営特殊研究Ⅱ ■比較経営特論 | |
会計 | 税法と会計との関わり方に焦点をおいてその計算構造と役割に分析の主眼を置く | ■税務会計特殊研究Ⅰ ■税務会計特殊研究Ⅱ ■税務会計特論 | |
産業情報 | 応用計量経済 | 各種データ解析手法を用いた地域産業・社会の定量的分析に主眼を置く | ■経済情報統計解析特殊研究Ⅰ ■経済情報統計解析特殊研究Ⅱ ■経済情報統計解析特論A |
地域発展 | 地域産業振興の視点から環境との調和のとれた振興方策の定性的・定量的分析に主眼を置く | ■地域発展特殊研究Ⅰ ■地域発展特殊研究Ⅱ ■地域発展特論 |
専門深化を支援する開設科目群 | 複合的に知識を広げるための特別開設科目群 |
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■経済情報統計解析特論B ■応用マクロ経済学特論 ■地域経済計量分析特論 ■簿記特論 ■人的資源管理特論 ■地方財政特論 ■地域資源経済特論 ■地域小売業特論 ■公企業特論 ■情報資源管理特論 ■経営情報システム特論 ■財務会計特論 ■意思決定特論 ■商学特論 | ■ビジネス特論 ■経済学特論 ■数理経済情報特論 ■インターネット・マーケティング特論 ■マーケティング・コミュニケーション特論 |
私は「精神保健福祉士」として、2005年から県内の精神科病院に勤めています。日々の業務のなかで、経済的要因が精神症状に及ぼす影響の大きさを実感しています。様々な課題の改善に向け、他職種、各関係機関と試行錯誤するなかで「沖縄経済」との関連を意識するようになり、経済学的な視点を持ち、アプローチする必要性を感じるようになりました。
家族と職場の理解が得られたことから、大学院への進学を決意しました。入学後は、新型コロナウイルス感染症の影響から、遠隔授業が多く、戸惑いもありましたが、指導教授の丁寧なご指導に加え、沖国大ポータルというサイトから各種情報が得られたことで、安心して研究に取り組むことが出来ました。
1年次必修科目である地域産業セミナーでは、修士課程における学習・研究の進め方を学び、経済学系と商学系の科目をオムニバス形式で受講出来るため、専門領域外の知識を深めるこ
とが出来ます。また、領域外の院生との交流があることも魅力のひとつです。
今後の目標は「沖縄経済」を理論的・実証的に分析する力を身につけ、経済学的な視点から「沖縄県における精神医療、精神保健福祉の持続可能な発展」に貢献出来る人材になることです。
私は本学の産業情報学部企業システム学科を卒業しました。学部では経営論など、企業がどうすれば競争に勝ち、生き残れるかについてミクロ的な現象を中心に学んでいました。しかし、現在の指導教員との出会いから、個々人が合理的な行動をとったとしても全体でみると非合理的な行動になってしまう事があるというのを知りました。この事がきっかけでマクロ的な現象も研究したいと思い本学の大学院へ進学することを決めました。
大学院には学生から社会人まで在籍しており、世代を超え様々な議論や見解の違いなど新しい発見を得られます。また講義についても、少人数であることから教授たちと深い議論や指導も行ってくれます。近年から学部4年生が聴講することもあり、疑似的な講義や院生とは違った新しい意見の交流もできます。
本学の研究環境は、自習室や研究科自習室、院生用パソコン室もあります。図書館にも院生用の研究個室やOPAC等のデータベースがあり、研究の行いやすい環境となっています。
大学院修了後は、マスメディアへの就職を考えています。大学院で学んだ高い専門性を活かし、特に沖縄の離島地域経済の発展に寄与できればと考えています。