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領域 | 授業科目 |
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英米文学領域 | ■英米文学特殊研究ⅠA・ⅡA ■英米文学特殊研究ⅠB・ⅡB ■英米批評特論Ⅰ・Ⅱ ■英米演劇特論Ⅰ・Ⅱ ■英米小説特論Ⅰ・Ⅱ ■英米詩特論Ⅰ・Ⅱ ■英米文学特論 |
言語教育学領域 | 【英語教育学系列】 ■言語教育学特殊研究ⅠA・ⅡA ■言語教育学特殊研究ⅠB・ⅡB ■英語教育学特論Ⅰ・Ⅱ ■英語学特論 ■言語教育実習Ⅰ ■マルチリンガル教育特論 ■社会言語学特論 |
【日本語教育学系列】 ■言語教育学特殊研究ⅠC・ⅡC ■言語教育学特殊研究ⅠD・ⅡD ■日本語教育学特論Ⅰ・Ⅱ ■日本語学特論 ■言語教育実習Ⅱ ■マルチリンガル教育特論 ■社会言語学特論 | |
共通選択科目 | ■英米文化特論 ■ヨーロッパ文化特論 ■アジア文化特論 ■多文化間教育特論 ■言語とメディア ■英語論文の書き方Ⅰ・Ⅱ ■日本語論文の書き方Ⅰ・Ⅱ |
私は本学の学部で英語教育と日本語教育を学びました。在学中の留学の際に、日本語のアシスタントを経験したことから、日本語教育の楽しさに魅了され、卒業後は県内で日本語教師をしていました。そして、小中学校で日本語指導が必要な児童生徒に日本語を教えたことをきっかけに、年少者日本語教育という新しい分野について詳しく学びたいと思い、大学院進学を決意しました。大学院での学業や研究を始めて、教育に対する意識も変わってきました。現在は子育て中ということもあり、仕事、家庭、大学院の両立は不安も大きかったのですが、先生方は学生の状況に応じて柔軟に対応してくださるので、順調に進めることができました。講義も少人数で行われるため丁寧な指導を受けることができます。さらに、図書館や大学院生用のPC室や自習室などもあり、集中して研究に取り組む環境が整っており、仲間と共に研究に向かって邁進していくことができます。修了後は、大学院で学んだ事を活かし、沖縄県内の日本語教育に関わる仕事をしたいと考えています。特に、年少者の日本語教育や地域の日本語教育の対象者は今後増えていくので、沖縄の多文化共生の力になれるよう貢献できたらと思います。
私は沖縄国際大学で4年間、英米言語文化学科に所属し言語学や英語・日本語教育について学んできました。学部時代に認知言語学と心理言語学という新しい分野に出会い、先生の興味深くわかりやすい講義のおかげでもっとこの分野について知りたい、自分で研究してみたいと思うようになりました。多くの知識と技術を学び、言語学習における認知・心理言語学の分野をより深く研究していくため、本学の大学院に進学を志望しました。
大学院の講義では日本語の論文はもちろん、英語の論文も扱い、読解力や課題発見能力、研究的思考も鍛えられます。学部時代とは違い、自分がもっと知りたいと思う分野をさらに深くまで学ぶことができますし、積極的に自分で調査したり実験したりできる環境も整っています。
同じ専攻・領域の院生だけでなく、他の領域との交流もあるととても刺激になります。それぞれが違う視点を持っていたり知識や意見交換ができるのも大学院の魅力です。これからも本学でさらに自分の研究を深め、さまざまなスキルを学びながら、沖縄の言語教育に貢献できる研究者になりたいです。自分の期待を超えられるよう、仕事とうまく両立させながら頑張っていきます。
私は県外の大学に進学してイギリス文学を専攻し、英国の代表的劇作家であるシェイクスピアのゼミに所属していました。更に見解を深めようと思い、大学院進学を考えた際、文学作品が提起している課題を、「現在の」課題と共通しているものとして考え、「過去から」学ぶ、という当時の指導教員の言葉を考え、自分のアイデンティティーである地元の沖縄で学ぼうと本学に進学しました。実際の講義では、主専攻であるシェイクスピアを学べることも勿論ですが、英米文学を沖縄文学と比較して考察する講義もあり、作品を解釈する新しい視点を養えました。また、本学は様々な専攻分野があり、大学院に入学して南島文化専攻や臨床心理学専攻の分野の異なる友人たちと出会うことができました。既存の価値観に捉われず多様な視点を与えてくれ、私の大学院生活をとても貴重なものにしてくれています。現在は修士論文の執筆と就職活動をしています。様々な価値観や異なる分野を専攻している人々が学ぶ大学・大学院という場所で、自分の専攻を研究しつつ、互いに理解し合う大切さを実感しました。修了後もこの価値観を大切にし、地域に貢献できるような仕事に就きたいと考えています。