『うまんちゅ定例講座』第7回「Webテクノロジーとビッグデータが未来を変える」を開催いたしました!
公開講座
2019年度 うまんちゅ定例講座 第7回「Webテクノロジーとビッグデータが未来を変える」を開催いたしました!
Webテクノロジーとビッグデータ・・・文字で見るととても難しそうな、近未来的なお話なのかと思わせる言葉ですが、私たちのとても身近な存在です。以前のうまんちゅ定例講座、第4回の時にも登場した、「Society 5.0 =第5番目の時代(社会)」は覚えていますでしょうか。第5番目の時代には、簡単に言うと、AIやIoTといったインターネットと機械の連動が常識になりつつある社会です。すさまじい速さでデジタル革新が行われ、実際のところ、この第5番目の社会の未来は予測不可能とさえ言われています。AIやIoTといった最先端技術があらゆる産業や社会生活に取り込まれる時代。そんな新時代に欠かせないのが、「ビッグデータ」です。簡単に言うと、様々な形をした、様々な性格を持った、様々な種類のデータのことで、身近なところで言うと、スマートフォンやインターネットを通した位置情報や行動履歴、ネットやテレビの閲覧・視聴に関する情報などから得られる膨大なデータを指します。また、私たちが何気なく使っているポイントカードも、ビッグデータの一部としてデータ収集されています。顧客にポイントを与える代わりに、買い物の頻度はどれくらいなのか、何を何個買ったのか、同じ商品が何回買われているのかなど・・はたまた年齢層や家族構成まで・・ほんのわずかなポイントの見返りとして膨大な量のデータが得られるという仕組みです。この膨大な量のデータを解析することで、商品の在庫管理や売れ筋など様々なことが明確になり、お店や会社の経営を効率化することができます。また、テレビよりもネットの時代と言われている今、テレビCMとネット広告の割合はほぼ同じとされていますが、ネット広告がテレビCMを上回るのはすぐのようです。ネットを利用して、買い物をしたことがある人ならピンっと来ると思いますが、ネットで買い物をした品物に関連した広告が流れたり、自分が興味のあるものの広告がされているという事はありませんか?それも、ビッグデータを利用したものなのです。テレビCMはそのチャンネルを見た人全員が目にする機会はあっても、そのチャンネルや番組が見られていなかったら、そもそもテレビが見られていなかったらCMの効果はゼロに近いです。たくさんの資金が無い限り、大々的に、しかも沢山の人が見ている時間帯にCMを流すというのはとてもコストがかかり、個人事業主などは中々手が出せない所です。しかし、ビッグデータを利用したインターネット広告であれば、必要な人へ必要な情報(広告)を届けることができ、テレビCMよりもお手軽かつ効率的なPRが出来るのです。
ビッグデータは私たちの生活に欠かせないものとなっており、今後もビッグデータを利用したテクノロジーや技術は進化していくでしょう。しかし、ビッグデータが活用され始めたのは、ここ最近のお話。以前は、膨大な量のデータを解析するどころか保存することもままならなかったです。ビッグデータを保存し、解析する技術が進歩したおかげで活用することが出来ているのですが、膨大な量のデータは毎日着々と蓄積されており、その情報は、ないがしろにしたりすることは出来ない大切な情報データです。それを解析し、いろいろな意思決定を行う場合に、データに基づき合理的な判断を行い、意思決定者のサポート、または実行をする職業としてデータサイエンティストが注目されています。10年前まではこのような職業は知られていませんでしたが、ビッグデータが活用できるようになった今、そして今後、当たり前の職業になる日は近いようです。
私たちの身近で活用されているビッグデータ、誰も思いつかないようなアイディアやビジネスチャンスが秘められているかもしれません。
✿参加して頂いた皆さまの声✿
●ビジネスにおけるビッグデータの活用の重要性が理解出来ました。その他、様々な場面で活用されていて情報技術の急速な進歩に驚くばかりです。
●ビッグデータを解析する能力、人工知能に対する知識、開発能力がこれから発展していく上で、重要だと感じられた。
参加して頂いた皆さま、ありがとうございました。
次回のうまんちゅ定例講座は・・・
第8回、宮森 正樹(産業情報学部 教授)による「ハワイ州の観光促進長期戦略とは」
です。
みなさまのご来場、お待ちしております。
Webテクノロジーとビッグデータ・・・文字で見るととても難しそうな、近未来的なお話なのかと思わせる言葉ですが、私たちのとても身近な存在です。以前のうまんちゅ定例講座、第4回の時にも登場した、「Society 5.0 =第5番目の時代(社会)」は覚えていますでしょうか。第5番目の時代には、簡単に言うと、AIやIoTといったインターネットと機械の連動が常識になりつつある社会です。すさまじい速さでデジタル革新が行われ、実際のところ、この第5番目の社会の未来は予測不可能とさえ言われています。AIやIoTといった最先端技術があらゆる産業や社会生活に取り込まれる時代。そんな新時代に欠かせないのが、「ビッグデータ」です。簡単に言うと、様々な形をした、様々な性格を持った、様々な種類のデータのことで、身近なところで言うと、スマートフォンやインターネットを通した位置情報や行動履歴、ネットやテレビの閲覧・視聴に関する情報などから得られる膨大なデータを指します。また、私たちが何気なく使っているポイントカードも、ビッグデータの一部としてデータ収集されています。顧客にポイントを与える代わりに、買い物の頻度はどれくらいなのか、何を何個買ったのか、同じ商品が何回買われているのかなど・・はたまた年齢層や家族構成まで・・ほんのわずかなポイントの見返りとして膨大な量のデータが得られるという仕組みです。この膨大な量のデータを解析することで、商品の在庫管理や売れ筋など様々なことが明確になり、お店や会社の経営を効率化することができます。また、テレビよりもネットの時代と言われている今、テレビCMとネット広告の割合はほぼ同じとされていますが、ネット広告がテレビCMを上回るのはすぐのようです。ネットを利用して、買い物をしたことがある人ならピンっと来ると思いますが、ネットで買い物をした品物に関連した広告が流れたり、自分が興味のあるものの広告がされているという事はありませんか?それも、ビッグデータを利用したものなのです。テレビCMはそのチャンネルを見た人全員が目にする機会はあっても、そのチャンネルや番組が見られていなかったら、そもそもテレビが見られていなかったらCMの効果はゼロに近いです。たくさんの資金が無い限り、大々的に、しかも沢山の人が見ている時間帯にCMを流すというのはとてもコストがかかり、個人事業主などは中々手が出せない所です。しかし、ビッグデータを利用したインターネット広告であれば、必要な人へ必要な情報(広告)を届けることができ、テレビCMよりもお手軽かつ効率的なPRが出来るのです。
ビッグデータは私たちの生活に欠かせないものとなっており、今後もビッグデータを利用したテクノロジーや技術は進化していくでしょう。しかし、ビッグデータが活用され始めたのは、ここ最近のお話。以前は、膨大な量のデータを解析するどころか保存することもままならなかったです。ビッグデータを保存し、解析する技術が進歩したおかげで活用することが出来ているのですが、膨大な量のデータは毎日着々と蓄積されており、その情報は、ないがしろにしたりすることは出来ない大切な情報データです。それを解析し、いろいろな意思決定を行う場合に、データに基づき合理的な判断を行い、意思決定者のサポート、または実行をする職業としてデータサイエンティストが注目されています。10年前まではこのような職業は知られていませんでしたが、ビッグデータが活用できるようになった今、そして今後、当たり前の職業になる日は近いようです。
私たちの身近で活用されているビッグデータ、誰も思いつかないようなアイディアやビジネスチャンスが秘められているかもしれません。
✿参加して頂いた皆さまの声✿
●ビジネスにおけるビッグデータの活用の重要性が理解出来ました。その他、様々な場面で活用されていて情報技術の急速な進歩に驚くばかりです。
●ビッグデータを解析する能力、人工知能に対する知識、開発能力がこれから発展していく上で、重要だと感じられた。
参加して頂いた皆さま、ありがとうございました。
次回のうまんちゅ定例講座は・・・
第8回、宮森 正樹(産業情報学部 教授)による「ハワイ州の観光促進長期戦略とは」
です。
みなさまのご来場、お待ちしております。