【サークル活動】手話サークルちゅらとも主催の講演会が開催されました!(12月6日)
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12月6日(土)、本学図書館4階AVホールにて、手話サークルちゅらとも主催の講演会が実施されました。
今回の講演会は、沖縄県労働金庫主催の「ろうきん・あといっぽプロジェクト」で採択された寄付金を活用した講演会です。
ちゅらとも初主催の講演会ということで、図書課、広報課協力のもと、当事者の方や福祉関係者だけではなく、一般の方々にも手話の世界に触れてほしいという思いで企画しました。
今回、「日本手話の世界から見える社会のかたち」というテーマで、手話に関する様々な文化やコミュニケーションで心掛けてほしい点について、参加者と一緒に考える機会になりました。
講演会では、前川和美先生(関西学院大学 手話言語研究センター助教)を講師にお招きし、「聴覚障害者」と「ろう者」のアイデンティティの違い、「ろう文化」と「聴文化」、そして、「日本手話」と「日本対応語手話」の違いについて、話していただきました。
「日本手話」を学ぶということは、新しい言語を学ぶ機会、多文化の理解、聴者とろう者の架け橋になることに繋がることを教わりました。
また、ろう者と話す時には、視線を合わせる(通訳がいてもご本人を見て話す)、自分で伝えたいという気持ちをもつこと、口話の場合には話すスピードをゆっくりはっきりするなど、多くの気付きがありました。
ワークショップでは、前川先生自らが客席を廻り、会場のみなさんと質問に関する答え合わせを行うなど、積極的なコミュニケーションを図りました。
学内関係者をはじめ、学外者も含めて90名近い方々にご参加いただき、盛況のうちに講演会を終えることが出来ました。
ちゅらとも部長の来間有夏さん(人間福祉学科2年次)からは、「今回の講演会は、私たちにとって初めての講演会開催となります。不慣れな点もありましたが、心を込めて準備を進めてまいりました。みなさんの参加に深くお礼を申し上げます。手話の世界を広げることが出来たら幸いです」とコメントがありました。
これからも、手話サークルちゅらともの活動に期待したいと思います。

■参加者の感想
・日本語対応手話と日本手話の違いを明確にすることが出来た。
・普段生活していて周りに、ろう者の方はいませんので、気づきませんでした、今日の講演を聞き、私たちが、当たり前と思う事でも大変なんだと分かりました。
・前川先生の貴重な講演を聞けてとても良かった。
・色々な文化を理解する事が、楽しく生活できる事だと思います。身近な人と意思疎通できるように、言語を使えるようになりたいと思います。これからの学びが更に楽しみです。
・今回の講演会を通して「ろう」として当たり前になっていることに気付くことができた。聴者との意見交換の時間があったのは良かった。筆談や身振り手振りでやり取りをすることで、相互理解につながる時間になったと思う。
・駐車場近くまで案内の方がいてスムーズに会場まで行けた。学生の方が一人一人役割を持って動いていた感じがして凄く感心しました。
手話サークルちゅらともの過去の記事はこちらから
今回の講演会は、沖縄県労働金庫主催の「ろうきん・あといっぽプロジェクト」で採択された寄付金を活用した講演会です。
ちゅらとも初主催の講演会ということで、図書課、広報課協力のもと、当事者の方や福祉関係者だけではなく、一般の方々にも手話の世界に触れてほしいという思いで企画しました。
今回、「日本手話の世界から見える社会のかたち」というテーマで、手話に関する様々な文化やコミュニケーションで心掛けてほしい点について、参加者と一緒に考える機会になりました。
講演会では、前川和美先生(関西学院大学 手話言語研究センター助教)を講師にお招きし、「聴覚障害者」と「ろう者」のアイデンティティの違い、「ろう文化」と「聴文化」、そして、「日本手話」と「日本対応語手話」の違いについて、話していただきました。
「日本手話」を学ぶということは、新しい言語を学ぶ機会、多文化の理解、聴者とろう者の架け橋になることに繋がることを教わりました。
また、ろう者と話す時には、視線を合わせる(通訳がいてもご本人を見て話す)、自分で伝えたいという気持ちをもつこと、口話の場合には話すスピードをゆっくりはっきりするなど、多くの気付きがありました。
ワークショップでは、前川先生自らが客席を廻り、会場のみなさんと質問に関する答え合わせを行うなど、積極的なコミュニケーションを図りました。
学内関係者をはじめ、学外者も含めて90名近い方々にご参加いただき、盛況のうちに講演会を終えることが出来ました。
ちゅらとも部長の来間有夏さん(人間福祉学科2年次)からは、「今回の講演会は、私たちにとって初めての講演会開催となります。不慣れな点もありましたが、心を込めて準備を進めてまいりました。みなさんの参加に深くお礼を申し上げます。手話の世界を広げることが出来たら幸いです」とコメントがありました。
これからも、手話サークルちゅらともの活動に期待したいと思います。

■参加者の感想
・日本語対応手話と日本手話の違いを明確にすることが出来た。
・普段生活していて周りに、ろう者の方はいませんので、気づきませんでした、今日の講演を聞き、私たちが、当たり前と思う事でも大変なんだと分かりました。
・前川先生の貴重な講演を聞けてとても良かった。
・色々な文化を理解する事が、楽しく生活できる事だと思います。身近な人と意思疎通できるように、言語を使えるようになりたいと思います。これからの学びが更に楽しみです。
・今回の講演会を通して「ろう」として当たり前になっていることに気付くことができた。聴者との意見交換の時間があったのは良かった。筆談や身振り手振りでやり取りをすることで、相互理解につながる時間になったと思う。
・駐車場近くまで案内の方がいてスムーズに会場まで行けた。学生の方が一人一人役割を持って動いていた感じがして凄く感心しました。
手話サークルちゅらともの過去の記事はこちらから


