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歴史学概論

授業内容

歴史学概論では、「人間はどのように過去と向き合い、認識してきたのか」ということを主題としています。このことを考えるときに、「過去と向き合う人間は、その人間が属する社会の影響を大きく受ける」という視点から検討しています。また、同じ時代の人間でも、属する社会が異なれば「過去の認識」が異なり、その認識の相違が原因となって対立が生じる場合もあることから、現代の「歴史認識問題」についても検討しています。

藤波 潔先生
藤波 潔先生
参考図書
E.H.カー1962年『歴史とは何か』岩波書店
南塚信吾2007年『世界史なんていらない?』岩波書店
山本博文2013年『歴史をつかむ技法』新潮社
久保亨・瀬畑源2014年『国家と機密』集英社
小田中直樹2022年『歴史学のトリセツ』筑摩書房
講義の様子