文字サイズ

学部・大学院

地域環境政策学科

学生インタビュー

経済の視点から地域と環境を考える! 沖縄大好き人間、集まれ!

地域の経済問題を探る「地域経済」と人間社会にとって望ましい環境水準を作りだすための政策である「環境政策」の両分野を融合させ、経済学を基礎に、環境の保全と資源の利用やあり方について理解を深め、地域社会に貢献できる人材の育成を目指します。
環境問題は自然科学的問題と思われがちですが、大量生産・大量消費・大量廃棄の現代社会のライフスタイルそのものが、環境への負荷を与えている根源となります。そのため多くの環境問題は経済活動から引き起こされています。地域経済と環境政策の両分野を融合させて、様々な課題にアプローチしていくことは非常に有益であると言えます。
地域環境政策学科では「21世紀の多様な現代社会において、持続発展可能な循環型地域社会の構築に貢献できる高い見識と深い専門性を身につけた人材の育成」を目指し、地域社会のニーズに対応した充実した教育プログラムを提供しています。地域の経済・文化・歴史・自然をしっかり学ぶことから、あなた自身の足元を見つめ、地域経済と環境政策への理解を深めていきましょう。

学科の特色

経済学を基礎に多様なカリキュラムと充実した環境関連科目
  1. 科目の自由かつ柔軟な選択による進路の探求
  2. 沖縄、日本、世界の最新の経済動向と環境問題を学ぶ
  3. 体系的なカリキュラムによって経済学の基礎理論と応用・実践を学習
  4. 地域経済と環境経済を考える広く深い視野を育成
  5. 国際化・情報化に対応した実践的な科目を配置
  6. 資格取得支援科目の提供
  7. 経済活動を通して、環境を良くする理論や実践を学ぶ
  8. 大学院地域産業研究科との連携による教育研究の充実を目指す

学びのポイント

学びのポイント
授業の様子
授業の様子

学生から見たOKIU

持続可能な沖縄の未来社会を創る人に!

宮城 佑香
地域環境政策学科では、地域をコンセプトとし、主に経済と環境の両方の視点から学びを深めることができます。1・2年次は自然環境に関するフィールドワークがあり、3年次以降はゼミによって離島や県外に出る機会もあります。また、インターンシップや国内外への留学支援が充実しており、就活等へのサポートが手厚いことも魅力の一つです。
私は、1年次の頃から3年次ゼミに混ざり、まちづくりや再エネ等を専門に、実践的な学び・研究をしています。やる気次第では、学年問わず、より専門的な学びや経験をすることもできます。
座学だけではなく、「活きた学び」を通して、自分磨きをしながら、大学生活を存分に楽しみましょう!

地域環境政策学科 4 年次 那覇国際高校出身 宮城 佑香[ みやぎ ゆうか ]

サンプル画像

地域環境政策学科教員紹介

資格・卒業後の進路

取得可能な資格

所定の科目を履修することによって、以下の免許や資格が取得できます。
  • 高等学校教諭一種免許(地理歴史)(公民)
  • 中学校教諭一種免許(社会)
  • 博物館学芸員資格
  • 図書館司書資格
  • 学校図書館司書教諭資格
  • 上級情報処理士
  • 社会調査士
  • 環境マネジメント実務士
  • 上級環境マネジメント実務士
  • GIS学術士
また、講義科目と連動して、下記の資格取得に役立つ科目を用意しています。
  • ファイナンシャルプランナー
  • 証券アナリスト
  • 不動産鑑定士
  • プロジェクトワイルドエデュケーター
  • 統計士
  • 簿記検定
  • 経済学検定試験
  • ITパスポート試験
  • 消費生活アドバイザー
  • eco検定

目指すステージ

資格を取得することによって専門職に就くことができます。

国家公務員エコビジネス業
地方公務員博物館学芸員
中・高教員観光・エコツーリズム業
エネルギー関連業海外青年協力隊
環境調査業金融・保険業
大学院進学他民間企業

誰もが経済・環境問題を無視できない今、経済活動と環境問題の関係性、経済的アプローチで環境を良くする方法等について学び、幅広い専門性を持ち、沖縄を愛する本学科の卒業生は、様々な分野で活躍しています。また、専門性のさらなる深化を目指して、大学院へ進学する人もいます。

主な就職先(2017年度~2021年度卒業生)

卸・小売

イオン琉球/ガリバーインターナショナル/サンエー/すこやかホールディングス/はるやま商事/ルイ・ヴィトンジャパンカンパニー/ローソン/金秀鋼材/御菓子御殿

サービス業

EM研究機構/JAおきなわ/KPG HOTEL&RESORT/Mr.KINJO/くらコーポレーション/ザ・テラスホテルズ/レキオス/琉球ホテルリゾートオクマ

金融・保険

あいおいニッセイ同和損害保険/ゆうちょ銀行/沖縄海邦銀行/沖縄銀行/琉球銀行/富山第一銀行

運輸・郵便

ANA沖縄空港/沖縄ヤマト運輸/佐川急便/日本郵便/琉球海運

通信・IT

オーシーシー/ゼンリンインターマップ/トランスコスモスシー・アール・エム沖縄/沖縄セルラー電話/那覇データ・センター

製造業

オキコ/オリオンビール/サン食品/沖縄伊藤園

印刷・広告

丸正印刷/光文堂コミュニケーションズ

建設・不動産

タイムズ2 4 /金秀建設/大和ハウス工業/東京マンション

エネルギー・環境

ひまわりガス

医療・福祉

南部徳洲会病院/日本ボディセラピスト協会

公務員

沖縄県警察/沖縄総合事務局/宜野湾市役所/警視庁/航空自衛隊/座間味村役場/内閣府沖縄総合事務局/名護市役所/陸上自衛隊

進学

沖縄国際大学大学院地域産業研究科

※過去5年の就職状況から一部抜粋。但し、2021年度卒業生については2022年1月現在のデータ。
※法人名称は省略。

OB・OG MESSAGE

価値観と自分を見つめなおす大切な時間

金城 元樹
沖国大ではエコツーリズムの観点から地域資源と経済の関係を学び、自身の生まれ育ったやんばるの自然や文化の希少性と価値について再確認し、自分がやりたいことについて考えるきっかけを頂きました。
現在は、世界自然遺産の森が広がる国頭村観光協会で勤務しています。世界自然遺産になったやんばるの森は、幼いころから慣れ親しんだ里山であり遊びまわった森です。その森も含め、「やんばるの自然を次世代へ繋いでいく」を目標に、地域のガイド事業者と一緒に修学旅行生を対象に、外来植物防除を中心とした環境教育プログラムを展開する仕事をしております。
沖国大で、自分に価値観だけにとらわれず、自らを磨き視野を広めてください。
一般社団法人国頭村観光協会
金城 元樹 [ きんじょう もとき ]
地域環境政策学科 2009年度卒業 辺土名高校出身

カリキュラム紹介

地域環境政策学科では、地域の経済・環境問題の経済的解決法について学ぶ「地域経済学Ⅰ・Ⅱ」と「環境経済学Ⅰ・Ⅱ」を専門必修科目として提供します。さらに専門選択科目を履修することにより、沖縄の地域経済問題と地域環境問題についての学びを深めていき、地域社会に貢献する能力を養います。
3年次の「演習Ⅰ・Ⅱ」では個々人の関心に合わせてゼミが選択でき、4年次の「演習Ⅲ・Ⅳ」では学生の調査・研究の成果を卒業論文としてまとめます。本学科のカリキュラムにより、幅広い知識・教養を身につけることができます。

卒業必要単位数

授業紹介

環境経済学Ⅰ

大湾 涼華
環境と経済の関わりについて学びたい人にオススメ!
この講義は、経済発展によってもたらされる環境問題との関わりを地域から学び、環境と経済のメカニズムを理解することができます。
毎回の講義では、経済発展と環境保全に関する内容だけでなく、海外の新聞などを活用して世界の環境問題についても触れることができます。また、現地で現状の調査を行う課題を通して、“環境保全”か“開発”か、真の豊かさの視点から自分の意見を論じることで、より理解を深めることができます。
地域環境政策学科 3年次 豊見城高校出身 大湾 涼華[ おおわん すずか ]

地域セミナー

干山 麗花
仲間との学びは大学のスタディスキルを身につける
地域セミナーは二年次の必修科目です。私が所属する齋藤ゼミは学生が主体となり、宜野湾市大山のターウム畑を仲間とで水質調査し、得られたデータをもとにプレゼンを行う内容になっています。仲間とともにデータの検証と討議を繰り返すことで、論理的思考と協調性を磨くことができました。また、各種データの作成は私のPC技術の向上にもつながりました。齋藤ゼミでの経験は、他の講義や卒業研究、卒業後の生活に必ずつながると思います。
地域環境政策学科 3年次 読谷高校出身 干山 麗花[ ほしやま れいか ]

観光経済論

舟田 琉人
沖縄だからこそ学ぶ観光経済
観光経済論では、観光業とそれに伴う経済活動や効果、政策について日本や海外の事例を交えながら学び考えることができる講義です。自分の知識を駆使して、これからの観光経済を持続させるような企画・立案・発表をするのもこの講義の特徴です。
沖縄県は日本有数の観光地であり、観光と経済が密接に関わっているので、観光経済について学ぶ意義はあると思います。持続可能な観光を考えてみたい方はぜひ受講してみてください!
地域環境政策学科 4年次 那覇高校出身 舟田 琉人[ ふなだ りゅうと ]

環境教育論

池田 杜巴
環境教育や干潟に興味がある人にオススメです
環境教育論では、泡瀬干潟の役割や、環境やそこに生息している生き物について学ぶことができます。
他の授業と異なる点として、現在おきている環境問題について実際にフィールドワーク(現地調査)を通じて理解を深めます。例えば、泡瀬干潟の環境問題については干潟近くの小学校三年生を対象に座学と野外授業を行い、一緒にこの問題を考えました。担当の砂川かおり先生は、受講生以上に毎回楽しんで授業を行っており、それも魅力の一つです。
地域環境政策学科 3年次 美来工科高校出身 池田 杜巴[ いけだ とわ ]

関連ページへのリンク