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本授業は、現代の沖縄社会が直面するさまざまな課題を取り上げ、その背後にある構造的な問題を考えることを目的とした導入科目です。権力作用によって見えにくくなっている社会現象や問題群を理解し、沖縄社会について学術的に思考する方法を身につけることを重視しています。授業では、「沖縄とは何か」という根本的な問いから始まり、子ども問題、家族・地域社会、ジェンダー、多文化化、移民、南米の沖縄系社会、映像を用いた学習、平和学的視点からの沖縄社会、戦後史、沖縄返還、戦争体験の継承、現代の米軍基地問題など、多岐にわたるテーマを扱います。講義は崎濱・月野・秋山の3名が担当し、各回で小レポートや課題が課されます。

