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本授業のねらいは、先史古代から現代に至るまでの南島地域の歴史を、具体的な事象やトピックを通じて学ぶことによって、学科のカリキュラム・ポリシーに掲げられている「南島地域における基本的な知識の習得」を目指すことにあります。本講義は、4名の学科専任教員がオムニバス形式で担当し、多角的な視点から南島地域の歴史を理解できるよう構成されています。メッセージとして、入門と題された3つの科目はいずれも社会文化学科で学ぶために必要な基本的知識を身につけるための科目であり、高校までの歴史授業では十分に扱われなかった琉球・沖縄史の特徴や広がりをしっかりと学んでいただきたいと考えています。講義は原則として対面形式で実施し、直接的な学びの場を大切にします。到達目標としては、第一に琉球・沖縄史の具体的なできごとを理解できるようになること、第二にそれらについて自ら調べる力を養うこと、第三に根拠に基づいて論理的に説明できる力を身につけることです。これらを通じて、南島地域の歴史を主体的に学び、社会文化学科での学びの基盤を確立していただきます。

