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マスコミ論

授業内容

本授業は、近代社会とともに発展したマスコミの誕生から現在までの歴史、機能、課題を理解し、現代社会との関連を考察します。特に沖縄戦で一度消滅した沖縄ジャーナリズムに注目し、戦前、米軍占領期、そして現在までの展開を「沖縄ジャーナリズム」として位置づけ、具体的な報道事例を通して分析します。マスコミが世論形成に果たす役割を学び、送り出される情報を批判的に読み解き、自分の生活に引き寄せて考える力を養います。
到達目標は、①マスコミの役割と機能を理解する、②ジャーナリズムの本質を学ぶ、③ニュースの背景を読み解く方法を身につける、④沖縄戦と戦後史を踏まえた報道の意味を考察することです。授業は講義形式を基本とし、新聞記者としての実践的経験をもとに、現場に即したジャーナリズムのあり方を学生の視点と結びつけて伝えます。

謝花 直美先生
謝花 直美先生
参考図書
『いま沖縄をどう語るか』(高文研、2024年)

講義の様子