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本授業では、日本の幕末・明治期から戦後占領期までを対象に、警察の歴史と教育の歴史を中心に学びます。近代史・現代史の理解が特定の見方に偏らないよう、多様な価値観を尊重し、最新の研究成果に基づいた説明を行います。また、琉球・沖縄史についても各回のテーマに関連する事例を紹介し、沖縄社会の歴史的な位置づけを考える契機とします。授業は写真、絵画、図表など視覚資料を多用し、わかりやすい内容を心がけます。さらに、公文書館や博物館、図書館での調査を推奨し、学んだ知識を深める機会を提供します。
到達目標は、①日本の通史を近代・現代を中心に理解し、現在の政治・経済・社会とのつながりを認識すること、②日本の政治・外交の歴史的展開を国際的視野で考察すること、③琉球・沖縄社会の歴史的変遷を日本や周辺諸国との関係から理解すること、④近代・現代日本史がどのような史料に基づいて語られているかを理解することです。史料と視覚資料を活用し、歴史を多角的に捉える力を養います。

