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この授業は、琉球史を学ぶために必要な基礎力を養う科目です。琉球の歴史資料には、くずし字で書かれた和文(候文)と漢文(中国語の文語文)があり、どちらも読解できることが望まれます。そのため、この講義では和文・漢文を読むための基礎的なトレーニングを行います。
授業のねらいは、古文書や漢文を通して文字の形や意味を理解し、歴史資料を正しく読み解く力を身につけることです。字を多く見て覚え、辞書を根気強く引くことで、少しずつ文が理解できるようになります。
到達目標は、①変体仮名を読めるようになること、②くずし字で書かれた候文を判読できるようになること、③旧字体や異体字を正しく認識できるようになること、④基本的な漢文を読み下せるようになることです。

